関節が動いてしまうところとはいったいどんなところでしょうか?
あまり引っぱるのもなんですから先にいっちゃいますね。
テーマの意味は、「動きが他の部位と違って動きやすいところ」ということです。
アジャストしようと思ったら「あれれ・・・ここも動いてしまったなあ~・・・・」
という場所です。
で、具体的にはどの場所か!?ですが、私が思うに・・・・(臨床上ですが・・・)
1.中部頸椎
2.骨盤と脊柱の間・・・・(要するに腰仙関節・・・・L5とS1)
3.肋横突関節
この3つの部位はよく動きますね。
1.の中部頸椎ですが、おもにC3、C4なんですが首のアジャストで
「バキバキ」って鳴ってしまうところはたいがい、ここですね。
(もちろん例外はあります)
頸椎DVDでも説明していますが、そうならないための方法がもちろんあります。
ほかにもC3、C4以外に頸椎ではC2が動きやすいですね。
C1は側方に動くという特徴がありますが、とくにそのアジャストを行うときに
C2が動いてしまうことが多々あります。
(首ではこれが一番失敗のアジャストで多いですね。あくまで私ですよ・・・)
2.の骨盤と脊柱ですが、腰を捻るアジャストをする人は、この関節がよく動きますね。
よ~く考えてほしいのですが・・・・・理屈で考えると、
骨盤のアジャストといいながら、腰を捻ったようなアジャストをしていると、
ほとんどこの2が動いています。
(骨盤のアジャストはほとんど捻りません、押す感じです)
;捻るアジャストをすると、なぜこの2が動くかは考えてみて下さい。
気づいている人も、もちろん多いかと思いますが、骨盤の矯正で簡単にポキッという
ならば、仙腸関節がおどろくほど軟らかいか、もしくはこの2の場所が動いたことに
なると思います。(ちなみに2が動くのが圧倒的に多いです)
3.の肋横突関節ですが、ここはもちろん胸椎のアジャストのときに動きやすいですね。
膝を使ったアジャストは、とくにこの部分に接触しやすく、刺激が加わりやすいです。
しかしながら逆に考えると、胸椎の場合は脊柱の関節が刺激されれば、ダイレクトに
この肋横突関節にもテンションがいくので、同時にアジャストも可能ですね。
私の中では、大きな歪みをもとに戻すときは膝を使いますが、個別で脊柱の関節を調整を
するときは、うつ伏せの方が的確に刺激が与えれると思います。
(ほとんど大きな調整で戻りますが・・・・)