カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2012/06/28 -216号-

【泣いて馬謖をきる、泣いてクライアントさんをきる】

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    ※当メルマガはこんな方におすすめです。

     1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
        知っているという方が読むとおもしろいと思います。

     2)アジャストがうまくなりたい方

     3)完全に納得したアジャストをしたい方

     4)理論家でありながら技術を身につけたい方

     5)アジャストを教えることができるようになりたい方

     6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方

  ※注)最近、アジャストのことではなく施術全般のお話しが
       多くなりました。

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  ●このメルマガの読み方。

   1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知って
      いるという方が読むとおもしろいと思います。

   2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れて
       いきますが調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。

  3)最近のメルマガ本編は、施術スキル以外にも手技の勉強の
      仕方、そして施術家 としての精神論的な部分の内容を掲載
      しています。

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 ※最近、「メール(メルマガ)が届かないです」

 と事務局に連絡が頂きます。

 迷惑メールのボックスに入っているケースが多いらしいので、

 仕分けよろしくお願いします。



 ●はじめに

 こんにちわ。古谷です。

 先週の台風はびっくりしましたね。

 季節はずれもよいところですが、こういう想定外は

 これからどんどん起こってくる可能性があると思います。

 何事も日頃の準備や用意が大切ですね。

 ↓↓↓

 http://www.facebook.com/furuyamasahiro

 では、はりきって今日もメルマガいきましょう!!!

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 ●セミナー案内

 ★理学操体セミナー<腰痛編>

 セミナーを開催して頂く、加藤先生はカイロプラクティックの

 専門学校を卒業された後に、理学療法士の学校にもいかれて

 病院での勤務を経験された後に、整体院を開業された希有な

 存在の先生です。

 理学療法士としての鋭い視点を持ちながら、操体法という手技

 に取り組まれ、そして臨床で大きく結果を残されている加藤先生の

 セミナーは必見です・・・ですが、すでにセミナーは満員です。(すいません)

 只今、キャンセル待ち受付中です。

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 ★ダブルモーションテクニックアドバンスセミナー<顎関節、顔面>仮称

 久々に登場の関節マスター茨木先生の登場です。

 数多くのダブルモーションテクニックFANの先生方お待たせしました!!

 茨木先生の新セミナーです!!

 今回は多くの臨床家の先生方が悩む、顎関節やめまいなどの症状への

 アプローチです。茨木先生はめまいなどのふらつきをすぐさまDMTの

 技術で改善させてしまいます。今回のセミナーも必見です。

 セミナー募集は今までのダブルモーションテクニックセミナーを出席した
 先生やDVD購入者の先生から先にメールで告知させて頂きます。

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 肘井先生のDVDは絶対に買いです!!

 ★科学新聞社様の書籍の一部の取り扱いを始めました!!

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 ご紹介している本はもちろん私も全て持っています。

 良書ばかりですので期待は裏切らないですよ!!

 ★手技オンラインドットコムのフェイスブックを始めました!!

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  http://www.facebook.com/shugionline

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 テーピングマスター山田先生がテープの開発に携わった

 臨床施術家の為のスーパーテープ!!

 使いやすいですよ!!(貼りやすい感じですね)

 ご購入された先生からも絶賛の声があがっています。

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 ●私の施術の最強ツール、リリースピローのフルセットです。

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  ●株式会社カイロベーシックからのお知らせ

  当社では、臨床で効果的な徒手療法、そして治療院経営などのノウハウ

  などをDVD教材として、たくさんの施術家の先生に提供させて頂くために

  活動しています。自薦、他薦は問いませんので、もし、そのようなテクニック

  やノウハウなどがありましたら、いつでもお気軽に下記のサイトにて、

  必要事項を書いて頂きご連絡下さいませ。どうぞよろしくお願いします。

  後の世に伝えていきたい技術がある先生はこちら

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   『泣いて馬謖をきる、泣いてクライアントさんをきる』

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 今日のメルマガのテーマは、

 「泣いて馬謖をきる、泣いてクライアントさんをきる」です。

 私、無類の三国志好きなのですが、

 三国志を知らない先生は、たぶん今日のテーマの意味が

 わかりにくいと思いますので少しだけ説明しますね。

 中国で三国時代というのがあって、その時代の

 蜀という国の中で起こった出来事なのですが、

 蜀が隣の国に攻め込む時にその蜀の武将である馬謖という

 人物が重大なミスを起こし、全軍が撤退しなければいけない

 という被害を出しました。

 馬謖を非常に可愛がっていた上官である諸葛亮が

 泣く泣く軍律に照らし合わせて処刑したという実話です。

 そして、今日のテーマである、

 「泣いて馬謖をきる、泣いてクライアントさんをきる」

 というお話になるのですが、

 これはもうかれこれ8年前ぐらいに実際にあった

 私の施術院でのお話です。

 ある女性のクライアントのAさんが慢性の頭痛で

 私の施術院にご来院されました。

 その当時、すでに頭痛の施術はかなりの自信があって

 ことごとくご来院されるクライアントさんの頭痛を改善させて

 いたのですが、

 そのAさんの頭痛は一向に改善に向かわずに、

 良い兆しさえもみえずにいたのです。

 施術はすでに50回を越えて、私自身、もう手だてもなく、

 そのAさんにも施術を断るような方向で考えていたんですが、

 そのAさんとお話ししていると改善の兆しが見えていないのにも

 かかわらず、

 私の施術に期待を寄せられていたので、そのままずっと

 継続して施術していたのです。

 しかしながら、今度は私の方がその期待に押しつぶされ、

 次第とそのAさんが来られる施術日がものすごく憂鬱に

 なってきたんです。

 これを読んでいる先生方ももしかしたら同じような

 ご経験をお持ちかも知れませんが、

 そのクライアントさんが来られる日は

 朝、布団からでるのが嫌で、

 起きても施術院に向かう足どりは重く、

 その1日は仕事も手につかずに、

 そのAさんを見終わるまでは一向に気持ちが晴れない、

 という「魔の仕事嫌々スパイラル」に陥っていました。

 なおかつ、私自身、そのAさんには

 すでにプロの施術家としては、

 絶対にやってはいけない、

 してはいけない、

 「こびる」、

 「おもねる」、

 「過度に気を遣う」

 という施術効果がまず出ないような精神状態で

 施術していたわけです。

 そういったところをクライアントさんも感じとっていたのか

 次第に態度や言い分などが横柄になり、

 すでに悪い意味での友達感覚にまでなっていたのです。

 私自身、もう施術を続けたくないピークのところまで

 きていました。

 そんなある日、そのAさんは午前中の2人目だったので、

 1人目の別のクライアントさんを施術していたのですが、

 そのクラインアントさんの施術が思いの外時間がかかって

 しまったのです。

 その1人目のクライアントさんはとても楽しい方で、

 施術した後にいろいろとお話しながらも施術後の説明を

 していたら、

 待合室ですでに待っていたAさんが施術室まで入ってきて

 「時間が過ぎてるじゃないの!!もう帰る!!」

 と怒鳴り散らして施術院を出て行ってしまったのです。

 一応、経緯をもう少し詳しく話すと、待合室でいたその

 Aさんには、来られたときに挨拶をしに行って

 お待ち頂くように話しをして了承を得ていること、

 さらには施術の関係上、どうしても時間をオーバーすること

 も今までに何回もあったのでその都度、時間をオーバー

 する時は遅れたことを謝罪して施術をしておりました。

 今回、時間オーバーをしていたのは5分ぐらいでしたが、

 今までも何回かあったので、何故その日に限って怒られた

 のかを不思議に思い、なおかつ謝罪も含め、

 施術院を飛び出していったAさんを施術院の外で

 見つけお話させていただいたのですが、

 とにもかくにもまずは遅れていることを謝罪して、

 当院はどうしてもオーダーメイドの施術をしているので

 遅れることをご承知の上でお待ちして頂いていることを

 告げると、

 今度は、

 「施術で遅れているのに謝ったことがない」などと、

 全く心外な言葉を突きつけられ、

 これはもう私の手のおえるところではないことを悟り、

 ようやく、

 ようやく、

 言いたくても言い出せなかった言葉である、

 「申し訳ございませんが、

 当院では●●さんを施術することはできません」

 という事をお話することができました。

 もちろん、

 縁のあったクライアントさんはやっぱり改善してもらいたい、

 そしてさらに期待されながら自分の施術院に来られている

 クライアントさんには全身全霊をかけて全力で体をサポート

 したい・・・、

 だけど、こんな想いとはうらはらに

 「泣いて馬謖をきる、泣いてクライアントさんをきる」

 ということをしなければいけません。

 馬謖をきらなければ国のルール、

 大きなルールを破ることになり、

 大局を見誤ります。

 つまり、どうしても施術院の方針に従って頂けない

 クライアントさんは施術をお断りしなければ

 いけないことも施術院を運営していくためには必要です。

 クライアントさんをきるときはいろんな意味で泣きます。

 私も内心はとても苦しかったです。

 でも、今はそれが一番良かったと思っています。

 もし、今、先生の施術院のルールを平気で破る

 クライアントさんがいるのでしたら、

 今、泣いた方が後々良いのかもしれません。

 今日はここまで 

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┃ 
┃【今日のホントのところ 】 
┃ 
┃ ■テクニックをレベルアップさせようと思っても現在の状態を
┃   維持しようとしてしまう力が存在する。  ┃ 
┃ 
┃ ■テクニックバージョンアップシステムはその維持しようとしてしまう力を
┃  逆方向に働かせる、もしくはカットさせるシステムである。 ┃ 
┃ 
┃ ■実はこれはテクニックバージョンアップシステムだけでなく、
┃  幅広いカテゴリーでシステムとして使える。 ┃ 
┃   
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」  
 

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   ●おすすめ!!フルヤ読書部屋!!

   今回はオススメ本がありません。

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   ●編集後記

   自称タブレットオタクの私ですが、

   現在、7インチのタブレットを2台、そしてipadも2台目で「新しいipad」も

   所有しています。画面サイズが違うとついつい試したくなるので

   今度は5インチあたり狙っているのですが、これだとスマートフォン

   とサイズがかぶりますよね(笑)ほとんど何も考えずに感情的に

   タブレット端末を買っているような気がします・・・。

   いつまでこの病気が続くやら・・・(笑)

   でもこの病気のお陰で、やっぱりアプリはアップルの方が良いことが

   わかりました。となってくると・・・

   マックのPCも気になりますね・・・(だめだ、また病気が・・・)




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