カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
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※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
※注) 最近、アジャストのことではなく施術全般のお話しが多くなりました。
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
知っているという方が読むとおもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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●はじめに
こんにちわ~古谷です!!
昨日、一部の方に発表させて頂いた新しい関節調整理論。
めっちゃ反響がありました!!有り難うございます。
この理論の創始者が茨木先生という先生で私が師匠と巡り会った
学校の同級生でございます。
(入学した時には茨木先生はすでにたくさんの知識と技術を持っておられました)
ということで、満を持して茨木先生が教えてくれる関節テクニックです。
↓↓↓
http://www.kansetsu-master.com/
●セミナー情報
■下半期に古谷が関わるセミナースケジュール(現在、予定されているセミナー)
11月29日 第5回アジャストセミナー
30日 (満員となりました。只今、キャンセル待ちの受付中です)
↓↓↓
http://www.chirobasic.com/seminasyoukai.htm
12月 7日 驚愕の関節調整テクニック!!
ダブルモーションテクニックセミナー<腰痛編>
↓↓↓
http://www.kansetsu-master.com/
12月14日 スティックシステムセミナーアドバンス
(11月4日募集開始予定です。)
スティックシステムが第4弾で新たな変貌を遂げます。
内容は「すごい」の一言です。お楽しみに!!
HPでもセミナーの予定を掲載しています。
●DVD情報
■スティックシステムセミナーDVD<頚椎・上肢編>は10月下旬から
発売開始の予定です。お楽しみに!!
●私の施術の最強ツール、リリースピローのフルセットはこちらです。
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http://www.releasepillow.com/
頚椎の施術が自由自在になる頚椎クッションはこちらです。
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http://www.releasepillow.com/keitui/
それでは本日もいってみましょう!!
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【臨床話その3】
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今日も前号に続いて「臨床話その3」をお送りします。
なんだかんだとやはり臨床のお話しは読者様の方にも好評で、
「ぜひ続けてほしい!!」というメールが届いているので、
私の施術院の失敗談(泣)をまた話していきたいと思います。
あ、誤解していただきたくないのはこの失敗談から何を学ぶか
ということに、私は価値を見いだしております。
決して失敗したくて失敗しているわけではないので(当然か・・・)
その点をよろしくご理解していただきたいと思います。
先生方は私のような失敗は当然されないとは思いますが、
何かの気づきのきっかけのようなものにしていただければと
思って書いております。
さてさて、あれは開業3年目ぐらいだったと思います。
ある程度施術も慣れてきてクライアントさんとのおしゃべりにも
余裕がでてきた時期でした。
その新患さんは「肩こり」を訴えられて私の施術院にやって
来られたのですが、何か入って来たときに私の中で感覚的に
ですが、どうもあまり心地よくないような感じを受けたのは確か
でした。(あ、その方自身が悪いのではなく私の感覚だけの話です。)
そして、そのまま施術が始まり、その方には施術が気に入って
もらったらしく、そのまま10回ほどご来院していただき、どんどん
いろんなプライベートの話を話し始めてくれたんです。
実はその方は小さいときにいろいろと心に障害になるようなこと
をたくさん強いられたようで(ここでは詳しく話せませんが)
今でもたくさんのお薬を飲んでいることを打ち明けてくれたんです。
それはもう睡眠導入剤やら精神安定剤、抗うつ剤など、もちろん
胃薬までたくさんのお薬をです。
そのころの私の愛読書は「エッセンシャルカイロプラクティック哲学」
(増田先生の名訳書ですね。)
この本は読んでいない先生はぜひ読んでくださいね。
手技療法をしていることを誇れます。
この本には薬のことも書いているのですが、やはりカイロプラクティック
の哲学本ですから決して「薬はいけない!!」「薬はだめ!!」という
ことはあからさまには書いているわけではないのですが、
薬に対しては相当な抵抗感が私の頭の中であったんでしょうね。
その薬をたくさん飲んでいるクライアントさんのしている行動が
私には非常に悪いことにみえたんです。
そして私の行動として、そのクライアントさんにしたことは
毎回の施術の時に
「薬はやめたほうがいい」と、施術の度に言い続けたんです。
そこから数ヶ月たったある日の施術の時に、そのクライアントさんが
帰り際におもむろに
「私、先生に毎回嫌なことを言われています。」と話されたのです。
私としては全く身に覚えがないわけです。自分がそのクライアントさん
対して悪いことを言っていることなどあるわけがないと・・・。
結局、最後にそのクライアントさんは打ち明けてくれました。
今でもこの言葉は忘れません。
クライアントさんは下を向きながら、
「私も薬は悪いと思っているし、やめたいと思っています。」
「でもやめれないから困っているのです。」
私は瞬時に自分のしていることに恥ずかしさを覚え、
その時にはたと気づいたわけです。
クライアントさんもやめたいと努力しているのにそれも知らずに
薬をやめろ、やめろと自分のやっている手技療法を押しつけ、
自分の自己満足だけでそのクライアントさんに自分の思いぶつけ
ているだけだったのです。
毎回、そのクライアントさんは精神的にきつかったでしょう。
毎回、心の中で叫んでいたに違いない。
毎回、私も頑張っているのに・・・。と思っていたに違いない。
その時に施術をもう一度考え直しました。そして悟ったのが、
その方にとって最良のことをすすめることは施術家の努めで
あることは間違いない。
けど、そこには
「最良を押しつけてはいけないこと、そして最良への道をクライアント
さんと探り、共に改善するようにすることこそが最良であることが
わかりました。」
そのクライアントさんに今なら言えると思います。
「一緒に薬を減らしていくことを考えましょう。私も手伝いますね。」
P.S
Yさんへ(クライアントさん)
あなたの勇気ある言葉が今後の施術家人生に大きな影響を
与え続けてます。今はもう施術できませんが、感謝したい気持ち
でいっぱいです。
この経験をいかさせて頂くことがあなたへのご恩に報いることだと
思っています。有り難うございました。
今日はここまで
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┃
┃【今日のホントのところ 】
┃
┃■最良の手段で施術したいのは施術家もクライアントさんも同じである。
┃
┃ だけどそれが押しつけだったり、理解がすすまないと逆効果になる。┃
┃
┃
┃■重要なのは妥協点、歩み寄り、そして共に考え行動する。
┃
┃ 全てのものはたいていこれでうまくいくものである。┃
┃
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
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●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!
「御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術」
著者 露木 幸彦
この本は万人受けするような内容ではないですが、
自分の本を出したい方や商業出版などをしたい先生
にはうってつけの本ですね。マスメディアがどんな世
界かも垣間見れる本です。興味がある方は面白いと
思います。
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●カイロベーシッククラブ連絡帳
カイロベーシッククラブは諸事情により、新規の会員の募集を只今
停止しております。今後の新規会員の募集は一切未定となっております。
ご登録されている現在の会員さんには引き続きサービスを行いますので
ご安心下さい。
会員更新手続きは封筒で更新月に事務局から配送されます。
更新手続きなどでも何かご不明な点があれば下記のメールに
お手数ですが御連絡下さい。よろしくお願いします。
mail@chirobasic.com
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●編集後記
セミナー情報のところでも告知させて頂きましたが、
新しい関節矯正理論の発表をしました。
セミナーも受講させて頂きましたが、素晴らしい内容です。
次世代の関節調整法といっても過言ではないです。
とりあえず無料ムービーもありますので観ておいてくださいね。
↓↓↓
http://www.kansetsu-master.com/
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