カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2008/03/27 -106号-

【クライアントさんを楽にできるのは楽に施術している施術家である。】

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       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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    ●このメルマガの読み方。

       1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
      知っているという方が読むとおもしろいと思います。

       2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
      調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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  ●はじめに

      こんにちわ。古谷です。

     3月もそろそろ終わりですね。

    時間だけがどんどん過ぎ去っていきます。

    「時は金なり・・・」なんて言葉がありますが、私は違和感が

    あります。普通に解釈すると「時は金なり」とは時間が大事

    ですよ~ととるのが普通ですが、「時をお金と一緒になんかしないで~」

    って思ってしまいます。時はまさしく命そのものなんですよね。
 
    全くお金が無くなるのと、全く時間が無くなるのとでは答えはおのずと
 
    でてますよね(笑)

  
    
     
  ●セミナー情報
   

   ■第4回アジャストセミナーが大成功に終わりました。
         
     ご参加頂いた先生から「アジャスト成功しました~」というメールが
  
     たくさん届きました。嬉しいです!!メール有り難うございます!!

     次回開催は11月29、30日が開催日です。
     ↓↓↓
       http://www.chirobasic.com/seminasyoukai.htm
  



   ■来年の上半期に古谷が関わるセミナースケジュール
     (現在、予定されているセミナー)

     1月20日  携帯メール集客セミナー(満員御礼!!)

     2月24日  スティックシステムセミナー(満員御礼!!大盛況でした!!)
  
     3月15日  第4回アジャストセミナー(満員御礼!!大盛況でした!!)
        16日  

     6月22日   臨床四肢セミナー<上肢>(募集開始日時は後日発表します。)

    

     この他にもセミナーを開催する可能性もありますのでHPなども

     ちょくちょく見ておいて頂ければ有り難いです。



     
  ●DVD情報

  
      ■「間違いだらけの頚椎アジャスト パーフェクトDVD」が好評を頂いています。
          ↓↓↓
      http://www.chirobasic.com/makeitui-perfectdvd.html



       
                         それでは本日もいってみましょう!!
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     【 クライアントさんを楽にできるのは楽に施術している施術家である。】
  
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  今日のテーマは「クライアントさんを楽にできるのは楽に施術している

  施術家である。」です。



  意味がわかりにくいかもしれませんが、このテーマは昔から感じています。

  これはもちろん精神的には語られることも多いですね。例えば・・・



  「余裕のある先生にみてもらいたい」とか、

  「いつもポジティブで楽しく施術している先生にみてもらいたい」などなど

  クライアントさんは思っているはずです。



  今日のテーマの施術家の「楽に施術している」というのは体のほうです。

  これは昔に師匠のインターンの時のエピソードで、今となっては至極

  当たり前のことなのですが、当時は少し違和感を抱いた思い出です。


  
  その違和感があった思い出とは、師匠が施術しているフォーム(姿)の事

  なんです。まあ~わかりやすく言えば教科書通りとは程遠いものだったん

  ですが、鮮烈に覚えています。

  学校で教えてたフォームはどこにいったの~?ってな感じでしたね。


 
  そのフォームとはクライアントさんが腹臥位の時に施術ベットの横に丸イスを

  持ってきて左足をそこに乗せるわけです。(師匠がベットの左にいる場合)



  極端に言えばそのフォームで、触診や施術を行うわけですが、これが学校を

  卒業したての私にはかなり違和感があったんですね。



  けど、師匠に失礼のないようにちょっと質問をしてみたら、一言

  「楽でしょ・・・。こうやったら僕が・・・笑」

  私は唖然としてしまった記憶があります。



  その時、正直なところかなり「?」と思いました。

  見た目は基本のフォームではないし、

  そもそも「自分が楽って!!」どういうこと?って

  感じてました。



  けど、開業して1年目ぐらいの時に自分もやっていることに気づいたんですね。

  それも無意識に・・・。



  よくよく考えれば自分が楽ということは相手も楽、もしくは楽にすることができる

  要素がある。ということです。


  
  師匠が言った、「楽でしょ・・・。こうやったら僕が・・・笑」は単なる

  自分が楽になるだけじゃなかったんですよね。



  ちなみにこの師匠がやった方法は、理屈から言えば殿筋などを自分で
  
  ストレッチする形になるために非常に楽な格好になります。



  他にも施術中に自分が楽になる体勢が結構あることに気づきます。

  例えば、単純にベットに寄りかかって施術するスタイルや、



  側臥位で殿部を押圧する時に体を預けて肘で施術するスタイル、そして
  
  クライアントさんが仰向けで施術家が座って頚椎の触診、施術を行う時に

  自分の大腿部の膝に近い部分に肘をつくことなど、



  基本で習ったものとは違って、1日に多くのクライアントさんを施術する為の

  一つのテクニックなわけです。



  「何も直接、体に施すテクニックだけがテクニックではない」ということですね。

  自分の体を1日中良い状態に保っておき、変わらないサービスをすることが

  重要であることは間違いないです。



  施術家は笑顔と体力が勝負です。笑顔でいるために商売道具である体を

  大切に守ることもクライアントさんのことをちゃんと考えた施術家ということに

  なります。

 

 
  今日はここまで

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■自分が楽にできるということは受け手側のクライアントさんもきっと楽である。┃
┃ 
┃    
┃■見た目が多少悪くとも、自分がその体勢が楽ならば1日の疲れを少なくできて、
┃  また将来の体のトラブルを未然に防ぐこともできるわけで、それは施術家として
┃  の一つのテクニックである。 ┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 
            
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    ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!

   「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」   中村 文昭著


   実はこの本、セミナーがご縁で仲良くなったA先生に先日頂いた本です。
    (勝手に頂いたと解釈しています。すいません、笑)

   でもご紹介有り難うございます。
   シンクロするように上記の言葉の同義語のみたいな言葉を最近よく耳にします。

   「商売は人を育てることだ!!」とか「人材が会社の将来を決める!!」などなど。
   でもホントそう思います。

   この本には大切な事がちりばめられていました。
   中村さんの「普通」に触れてみてください。面白いですよ。
    (内容読めばわかります。)
      
 
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  ●カイロベーシッククラブ連絡帳

    住所、お電話番号などのご変更はお手数ですが事務局まで御連絡下さい。

   よろしくお願いします!!

   mail@chirobasic.com


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   ●編集後記

   今週に義祖母の米寿のお祝いの会があります。
   
   私は米寿まで生きているかはわかりませんが、ただただ義祖母には感謝だけです。

   義理の祖母がいなければ私の妻も子供もいなかったわけです。

   この奇跡にいつも感謝の念を忘れないでいこうと思います。

   ありがとう、ありがとう、ありがとう。

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