カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2008/01/31 -102号-

【真のテクニックというのは技術自体ではなく、見立てとテクニックチョイスである。】

 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□          ※当メルマガはこんな方におすすめです。

       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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    ●このメルマガの読み方。

       1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
      知っているという方が読むとおもしろいと思います。

       2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
      調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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  ●はじめに

      こんにちわ。ふっくんです。(すいません、気持ち悪いですね。)

    先日、携帯マーケティングセミナーの懇親会の時に某グループのところでは、

      そのような愛称(!?)で呼ばれていることを知りました。


    ふっくんと言えば、私はシブガキ隊ですね(ふるっ!!)

    愛称をつけて頂くのはめちゃくちゃ嬉しいですが、もうちょっとカッコいいのを

    御願いしたいのですが・・・(笑)

    
  
   
     
  ●セミナー情報
   

    ■20日の日曜日に「携帯メール集客セミナー」を

     地域ダントツ治療院を育成する会の車谷先生と開催しました。


     実は明日、この携帯メールの事についてメルマガ特別臨時号を出します!!

     同時に、このセミナーの模様を収録したDVDの販売を開始します!!

     とにかく、明日です!!明日のメルマガをお楽しみに~。
    
   

   ■私のカイロ業界の兄貴こと戸栗先生が

     2月24日にセミナーを開催します。
    
         1月24日に募集を開始しましたが、なんと1時間でSOLDOUTして、

     次の日の朝からキャンセル待ちとなり、すでにそのキャンセル待ちも

     締め切りさせて頂きました。お申し込みできなかった。すいません!!
     ↓↓↓
     http://www.ninki-sensei.com/



   ■アジャストセミナーは3月15・16日に開催します。
  
     募集開始の日時は、このメルマガとカイロのホントのところのHPで

     ご案内させて頂きます。 



   ■来年の上半期に古谷が関わるセミナースケジュール

    (現在、予定されているセミナー)

     1月20日  携帯メール集客セミナー(満員御礼!!)

     2月24日  スティックシステムセミナー(定員によりお申し込み終了)
  
     3月15日  第4回アジャストセミナー(募集日時未定)
        16日  

     6月      臨床四肢セミナー(上肢)(募集日時未定)

     6月      第5回アジャストセミナー


     この他にもセミナーを開催する可能性もありますのでHPなども

     ちょくちょくみておいて頂ければ有り難いです。



     
  ●DVD情報

  
   ■「間違いだらけの頚椎アジャスト パーフェクトDVD」を

     2月下旬にリリース予定です。

     現在、90パーセントが完成しました!!

     サンプルムービーも出来上がりましたよ~どうぞ!!
     ↓↓↓
     http://www.chirobasic.com/makeitui-promo.html




                        それでは本日もいってみましょう!!
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        【真のテクニックというのは技術自体ではなく、
                   見立てとテクニックチョイスである。】
  
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  今日は「真のテクニックというのは技術自体ではなく、見立てと

    テクニックチョイスである。」というテーマです。



  先日、最近購入した施術用のベットのヘッドピースにある器具をとりつける

    ところのねじが固くて、取っ手が回らずに毎回取り外しに苦労するので、

  水道屋の友達が施術院に来たついでにみてもらいました。



  もちろん水道屋の友達はそのカイロ用ベットをみたのは初めてで、ベットの業者

  でもなく全く関係ないのですが、「こいつなら直せそう!!」という直感が働いた

  んですね。


 
  私が、その友達に「なっ!この取っ手が回りにくくて器具の取り付けが大変やねん」

  と、友達に毎回の苦労を説明していると、開口一番・・・



  「そりゃ、ねじに鉄かすがつまってるからやろ!!回りにくいはずやで!!

  CRC(以下、潤滑油)ですぐに回るやろ」と、私が何ヶ月も苦労したものをわずか

  3分もかからずに潤滑油でそのねじ部分をスプレーして直してしまったわけです。



  まあ、この例はちょっと極端かもしれませんが、先週本当にあった出来事です。

  これって、私が不器用であることはおいといて、友人の見立てとツールのチョイスが

  素晴らしかったわけです。


  
  その時に「これ、施術と一緒だ!!」と再確認したんですね。つまりは、私たちは

  クライアントさんの体をみたときに「見立て」というのをします。
  

   
  この見立てを先ほどの例で言うと、私の見立ては友人が言った、ねじの鉄かすの

  原因なんて全く頭になく、取っ手がつかみにくいからダメとか、

  元々これは設計が悪いなどという見立てだったのです。


 
  そして次にその見立てに基づき、施術テクニック(ツール)を選ぶんですが、先ほどの

  例で言うと、私はその取っ手を無理に回す道具を選択し、友人は潤滑油という道具を

  選択したということです。



  そして、いざそのテクニックを使ってクライアントさんを施術するということですが、

  先ほどの例で言うと、私は道具で取っ手を無理に回す。友人は取っ手のねじに

  スプレーをふるということになります。



  何がいいたいのかというと、つまりは同じものをみていても全く見立てにより
 
  状況が変わってくるということです。


 
  「見立て」を誤ると、使うテクニックが変わり、結果が変わってくるということですね。

  私もそうですが、施術家はテクニック自体、技術自体をうまくなろうとしている傾向が

  あるように感じます。



  先ほどの例でいくと友人は潤滑油スプレーをふりかけただけで、

  こんなことは水道屋の

  友人でなくても誰でもできるわけです。



  スプレーをめちゃめちゃなところにふってしまって、

  「道具の使い方」で逆に問題もおこす

  可能性もあるわけですが、それよりも大事なポイントが

  ツールのチョイスということです。



  
  つまり「見立て」と「テクニックのチョイス」が優秀になると時間と費用もかけずに

  クライアントさんを施術することが可能だということです。



  もっと具体的に言えば、最近あった腰痛の話。

  腰と背中に強烈な痛みが発生していて、起きあがるのがきつく、

  前屈みしようとすると激痛が起きるという方。
 


  見立ては腸腰筋の短縮痛とトリガーポイントによる放散痛だったのですが、

  ここで見立てを「腰と背中はその部分の筋肉の緊張からだ!!」と判断すれば、

  全く結果が変わってきます。



  テクニックのチョイスは腸腰筋の施術には細かく言えばアプローチの方法、

  テクニックの種類がたくさんあります。その中でも急激なストレッチは避ける為に

  徐々に筋肉を伸ばしていく方法をチョイス。



  かたや腰と背中の筋肉の緊張しているという判断の元、

  テクニックは腰椎のアジャストをチョイス。

  「見立て」と「テクニックのチョイス」でかなりの差が出ることは一目瞭然です。



  テクニック自体なんてマスターするのはすぐです。

  問題は「見立て」そして「テクニックチョイス」なんですね。



  本当はここに「見立ての確認」と「テクニックをするタイミング」というのが

  入ってくるのですが、これはまた別の機会に話します。


 


 
  今日はここまで

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■技術は重要だが、もっと重要な技術がある。それは「見立て」である。┃
┃ 
┃    
┃■「優秀な見立て」があっても、テクニックのチョイスがうまくなければ、
┃  クライアントさんの身体的な負担と痛みがある時間を軽減できない┃      

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 

            
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    ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!

   「自分の小さな箱から脱出する方法」  アービンジャー・インスティチュート著
  
   
   安易な自己啓発本かな~と思いきや、なめてかかると痛い目をみる本です。
  
   久々に考えさせられた本でした。日常の生活の中で常に箱に入ってる自分を

   確認させられました。この本は人間関係を改善させる多くの気づきがありますね。
  
       
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  ●カイロベーシッククラブ連絡帳

   昨年はたくさんの会員さんにご入会頂きました。
   
   ここでまとめてで申し訳ございませんが、御礼申しあげます。

   もし何かご質問などがございましたら、お気軽にメール下さいね。

   私、古谷もしくは事務スタッフが速やかに対処いたします。
 
   mail@chirobasic.com


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   ●編集後記

   明日はまた臨時特別号を出したいと思います。

   日本国民9000万人が所有して使っている携帯電話を使った

   最先端の施術院マーケティングです。

   潜在的に使っている施術院はすでにかなりあるかもしれませんね~。   
                             
   セミナーを開催してそれを再確認しました。


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