カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2007/07/19 -088号-

【フィードバックの言語化とテクニックの上達】

     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□          ※当メルマガはこんな方におすすめです。

       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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    ●このメルマガの読み方。

       1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
      知っているという方が読むとおもしろいと思います。

       2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
      調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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  ●はじめに


    こんにちわ!!古谷です。

    実はこのメルマガは先週書いたものです。
    
    予約配信なんですが私は日本にいません。

    そう!!初の海外旅行をしています(笑)32歳にして初です。
    
    結構今となっては珍しい

    のではないでしょうか・・・。32歳でパスポート取得も・・・。

    今回の旅行で新たなものがみえてきそうです。ホント感謝です。


    
     
   ●セミナー情報

   
    ■8月25日・26日にアジャストセミナーを開催します。

     申しわけございません。只今、キャンセル待ちも受付が出来ない状態です。

     次回は12月に開催予定です。宜しくお願いします。

     


   ●DVD情報

    ■四肢セミナーDVD<下肢編>発売予告ムービーの発表!!

      作成中の四肢セミナーDVDの予告ムービーが完成しました。
   
      いや~音楽かっこいいなあ~。とりあえず見てください!!
                             ↓↓↓↓↓↓
      http://www.chirobasic.com/sisiseminayokoku.htm
       
      発売開始は8月下旬の予定にしております。お楽しみに!!

    


    
                       それでは本日もいってみましょう!!
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             【フィードバックの言語化とテクニックの上達】

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  今日のテーマは「フィードバックの言語化とテクニックの上達」です。

  今回はわけのわからない私の造語は作りませんでした。(笑)



  フィードバックは毎日の施術の中で、私たち施術家はいつもクライアントさんから

  いただいています。もちろんこちらが話しかけた言葉からの言葉の返しもそうなの

  ですが、今日はクライアントさんからの体のフィードバックのことです。


  
  昔、師匠に聞いたことがありました。

  「先生、なんでアジャストの前に関節が動くか動かないか(ここでは音がするか

  しないかでもいいです。)わかるんですか?」って・・・

  師匠はアジャストの瞬間に「動きます!!」って言うときがあるんですね。

  アジャストが下手な自分にとっては物の見事にその予言が当たることが非常に

  疑問だったんです・・・。

  

  で、師匠が「え!?わからへんの?これ・・・。まあ~感覚やからなあ~」と結局

  曖昧でそのときは終わりましたが、今となっては師匠がその時に言葉で表現しな

  かったのも素直に答えて言ってくれたのが「感覚」だったんだと思います。



  私自身、たまに「動きます!!」と施術中にもセミナーでも言いますが、表現しにくい

  ですね。確かに・・・。でも今日は無理矢理でもクライアントさんの体からの状態を

  言語化してみようと思います。

  

  
  ▼矯正音、つまりは音がするときに感じる感触

   
    コンタクトしている部分からは、固くもなく、かといってやわらかくもなく、その人の

    持つ皮膚の固さだけで、押す動作をしようとする瞬間、

    もしくはコンタクトしただけで

   「きっと動きがでる」という体内の動きを感じる。




  ▼逆にアジャストをしようと思っている関節に矯正音がしないと感じるとき

   
    コンタクトしている部分からは固さが伝わってきて、押す動作をしようとする瞬間、

    もしくはコンタクトしただけで体内が固く感じ、どの部分も余裕がないように感じる。
  
    


  ▼押圧の刺激をしていてクライアントさんが押してほしいところがわかるとき


    骨の真上を押しているような感覚ではないが、奥の方で骨を感じて固すぎもなく

    やわらかすぎでもないが、少し「ぬるっと」した感触で、さらにそこから「ぬるっと」

    した部分よりも動きが少ない壁を感じるところ




  ▼押圧の刺激をしていてクライアントさんが痛いだけの部分

    
    押圧している部分のすぐ真下に骨がある感じで、固く感じる部分が押し始めにある

    という感じ。トリガーポイントの中にジャンプ徴候(ジャンプサイン)というポイントが

    ありますが、そこの部分とは、また違った固さがあり、

    押した瞬間にこちらのコンタクト

    部分、つまりは母指の指腹に尖った感じを受ける。
 
 
 
  もっと良い表現が皆さんの中にあると思いますが、

  私が感じるのは上記のように感じます。

  他にもテクニックなどにより、いろいろな感じ方があると思います。



  前号でチューニングアジャストのことを書きましたが、私たち施術家は日常で数々の

  フィードバックを体験し、それによって鍛えられています。臨床家は傲慢にならずに

  相手の状態を知り、それによってどんなこともチューニングすることが大事ですね。


  
  そして相手の気持ちになることが触診や押圧、

  アジャストの上達には不可欠であることはいうまでもないです。

  良い施術とは良質なフィードバックを毎日することです。 






                            今日はここまで。
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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■クライアントさんの体からのフィードバックを大切にしよう。

┃    
┃■フィードバック→チューニング→フィードバック→チューニングの繰り返しが
┃  触診、テクニック技術の上達につながる。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 

            
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   ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!


   ■仕事ができる人の「段取り」の技術  西野 浩輝


    これは実践しよう!!と思ったことが2つありました。内容的にはポイントは

    少なかったですが、実践で活用できることがひとつでもあれば今後多大な

    影響を残していく本ですね。 

     
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  ●カイロベーシッククラブ連絡帳


   7月29日に会員さん限定のトリガーポイントセミナーです。
 
   今回は東京特別バージョンです。毎回トリガーは少しずついじってマイナーチェンジ

   しているセミナーですが、今回も新たな情報を追加してます。

   参加者の皆さん!!会うことを楽しみにしていま~す。

   mail@chirobasic.com

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   ●編集後記


   今回の旅行ですが実は8年間、妻に待ってもらったハネムーンです。

   別に妻は待っていたというわけではないのですが、開業当時は時間的にも

   経済的にも海外に旅行する余裕なんてなかったです。

   ただただ、今ある幸せを妻に感謝するために今回は行ってきます。

   今回の旅行に行かせてくれた子供達にも感謝です。ありがとう!!

   
                 
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