カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2007/04/19 -082号-

【パルぺーションスケールの種類】

     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□          ※当メルマガはこんな方におすすめです。

       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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    ●このメルマガの読み方。

       1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が      読むとおもしろいと思います。

       2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる      範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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  ●はじめに

    古谷です。

    今年最後のメルマガとなりました。

    2006年もメルマガをずっと読んでいただきありがとうございました。

    皆さんのおかげで無事今年も続けることができました。

    来年もますます気合いをいれて頑張っていきますので、よろしくお願いします。

    
    今日のメルマガの内容は今年最後にして全く私の分野外ですが

    「治療院経営のホントのところ」をお送りしたいと思います。

   

   
   
     ●DVD情報

    12月25日から「触診完全セミナーDVD<脊柱・骨盤編>」を

    発売開始いたしました。

    詳しくは下記ページをご覧下さい。
              ↓↓↓
    http://www.chirobasic.com/shokushindvd.htm


   カイロプラクティックの大家
中川D.C.がアジャストメントしないのは有名な話だ。
(膝打ちだけは好きだからやるそうだが…)
そして所々オステオパシー的手技をさりげなく使うから、誰も気がつかないと言う。


                       それでは本日もいってみましょう!!
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                    【パルぺーションスケールの種類】

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  今回は「パルぺーションスケールの種類」というテーマです。

  念のためですが、「パルぺーションスキル」ではなくスケールです。

  これも私が勝手に創った言葉です。(あったらご容赦下さいませ。)



  身体をみていくために非常に重要になってくるのがいわずもかな触診

  (以下、パルぺーション)です。

  このパルぺーションですがセミナーをしていると大変難しいというのが

  感想で聞こえてきます。


  
  上級者レベルになるとこのパルぺーションがとんでもなくすごい世界になることは

  皆さんもご承知だとは思うのですが、上達のきっかけを掴んでいただきたいと思いで

  今日はちょっと基本に立ち返ってパルぺーションを考えていこうと思います。



  パルぺーションには様々なものがあります。

  皆さんが知っているスタティックパルぺーションそしてモーションパルぺーションなども

  そうですね。



  このパルぺーションですが、もちろんやり方や順序などの基本的なことがあって

  その方法を訓練すればある一定の判断はできるようになります。


 
  しかしながらある段階にくると壁が立ちふさがり基本的なことがわからなく

  なってきたり自分のパルぺーションに自信がなくなってきたりすることがあります。


  そこでパルぺーションスケールが登場です。

  パルぺーションスケールとは、自分が何をポイントにしてみているか?

  つまり何をみようとしているか?ということです。



  このスケールが違ってくると結果もかなり違ってくる可能性があります。

  自分は「骨」をみようとしているのか?

  自分は「筋肉」をみようとしているのか?

  自分は「筋膜」をみようとしているのか?

  自分は「靱帯」をみようとしているのか?

  これがあるのとないのとでは大違いです。

  パルぺーションスケールの種類、つまりみようとしている「ものさしの種類」が

  1ミリ単位のものと10㎝単位で刻まれているものさしは違うはずです。

  
  これをうまく使いこなすことによってパルぺーションが驚くほど上達すると思います。

  では、このスケールのチェンジはどこですればいいのか?

  それは簡単です。
  


  つまりは頭で切り替えてパルぺーションにのぞむようにすればいいですね。

  骨をイメージできているか?

  筋肉の走行は?

  筋膜のテンションは?などなど

  イメージしてそれを意識することがまず大事ですね。

  
  
  パルぺーションも触るという行為自体が強くなりすぎて、

  優秀な手の感覚を失ってしまっていることが往々にしてあるように感じます。

  もっと頭で、もっとイメージして意識をすればパルぺーションのレベルは

  おのずと上達するように思う。



  「今、触ろうとしているところは何ですか?」

  

 

  
                           今日はここまで。
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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■チャレンジアジャストとは最初のアジャストのアクションの補正を行うアジャスト。

┃■チャレンジアジャストの有効性は

┃   1にアジャストのLODの修正。

┃   2に自分の感覚とクライアントさんの本当のジョイントプレイの誤差の修正。

┃   3にクライアントさんの「虚をつく」ことができる。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 

            
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   ●カイロベーシック・クラブ会員さんのための連絡帳●
 
      先週、カイロベーシックレターを配送しております。

   すでに感想が届いています。ありがとうございます。

    何かの手違いでお手元に届いていない場合はお手数ですがご連絡下さいね。

    mail@chirobasic.com


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  ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!

   ★「頭のいい人」はシンプルに生きる★ ウエイン・W・ダイアー著

   この本ですが、深く納得できる部分もありますが、

   全く自分の考えとは違う部分もありました。

   外国の著者ですが、日本人的な考えでいくとかなり反発が

   予想される本です(笑)あまり本に左右されすぎると、とんでもないことに・・・・。
   
  
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    ●編集後記


   今回も最後までお読み頂きありがとうございます。

   触診完全セミナーDVD<脊柱・骨盤編>ですが、編集途中のものを

   観させていただきました。出来上がりが楽しみです。


   このDVDは今後、私にとっても大きな道しるべになりそうな予感がしています。

   来年はDVDだけでなくもっといろんな事にチャレンジしていきたいと思っています。
   
   
   今、現在私がカイロベーシッククラブというものを発足させて会を運営しているのは

   まだまだ最初の布石です。ホームページでも会の案内などをしていないのは

   選りすぐった同士を集めるためのもので、無理に会に誘うことは絶対にありません。

   今後もその方針です。


   カイロベーシックの目標は、最終的には施術家同士の横のつながりを  

   もっと密にすることです。

   具体的な内容はまだまだ未決定な部分がありますが、

   これからは横のつながりを大事にする

   施術家がどんどん進出していくと思います。


   今までは、施術院の中で自分の考えだけで出来てきたものがもっとグローバルに、

   もっと良いことがこの世の中に広まり、そして修正されたり、アウトプットされたり、

   そして自分が成長できたり・・・・そういう場を作りたいと思っています。

   楽しみにしていてくださいね。


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