カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
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※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
知っているという方が読むとおもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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●はじめに
こんにちわっす。古谷です。
やっと寒くなってきましたね。
紅葉も美しくなってきました。
こういう時は、カメラを持ち出して風景などを撮りに行きたいものです。
気持ちいいだろうな~。
●セミナー情報
今年最後のアドバンスコースセミナーが大成功に終わりました。
懇親会も大盛り上がりで終わりましたね。45分も延長しました(笑)
懇親会はまたやっていきたいですね。
さて来年のアドバンスコースセミナーですが3月に予定しております。
詳しい日程が決まり次第、すぐに発表いたします。
参加ご希望の方はホームページ、メルマガを要チェックしておいて下さいね。
●DVD情報
11月下旬に新しいベーシックコースセミナーDVD<脊柱・骨盤編>を
発売する予定でしたが編集が間に合わずに延期となりました。
12月はじめには配送を開始していきたいと思います。
ベーシックコースセミナーDVD<脊柱・骨盤編>の購入者の方には
特別価格で優待販売を行います。
12月のはじめにメールさせていただきますのでよろしくお願いします。
それでは本日もいってみましょう!!
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【チャレンジアジャストの有効性】
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今回のメルマガはチャレンジアジャストの有効性というテーマでお送りします。
チャレンジアジャスト!?またまたよくわからない言葉ですが・・・
わたしの造語です。あしからず・・・(あったらすいません。)
これはどういう意味かというとアジャストしようとして最初のアクションのときに
ラインオブドライブ(力の方向、以下LOD)やロックがうまくいっておらずに
アジャストが決まらなくて、すぐさま、もう一度アジャストの操作をするということです。
最初のアジャストはチャレンジアジャストではなく次の挑戦がチャレンジアジャストと
ということです。(くどいですが、勝手に名前をつけています。)
で、このチャレンジアジャストなんですが、
今回はその有効性から話していきたいと思います。
誰しもアジャストは、すっきりと1度で力を使わずに痛みもなく、
そして効果的にしたい ものです。
しかしながら自分が感じているクライアントさんのアジャストしたい部分の状態と
本当のクライアントさんの状態が細かな部分で誤差がある場合があります。
特に関節では細かな方向性の違いで全くテンションがとれなかったり、
逆にテンションが
きつくなったり関節を傷めることになる場合もあります。
そこで、重要になってくるのがこのチャレンジアジャストです。
チャレンジアジャストは最初のアジャストからの誤差を埋めてくれる方法なんです。
そのチャレンジアジャストの有効性を挙げる・・・・・
▼1.1回目のアジャストのときのLODの修正。
▼2.施術者の感じていたジョイントプレイ(関節の遊び)と
クライアントさんの関節の本当のジョイントプレイとの誤差の修正。
▼3.クライアントさんの力がチャレンジアジャストのときに抜けやすい。
要するにクライアントさんが力を入れない。
などなど他にもあると思いますが、上記の部分だけでもかなり有効ですね。
▼1の場合はかなり臨床では遭遇します。
各部位の関節の形は人間はそれぞれ、だいたい皆一緒ですが、
アジャストで関節を刺激するとなると同じとはいかなくなります。
例えば頚椎の関節の角度は中部頚椎と下部頚椎では違いますが、
その中部頚椎の同じ頚椎で同じフィクセーションでもクライアントさんによっては、
LODが細かな部分で違ってきたりするんです。
チャレンジアジャストはこの修正には非常に役に立ちます。
▼2は非常にアジャストの練習中にあります。
(セミナーなどでもこのパターンが多いです。)
これは簡単に言ってしまうと、「もう少しで関節が動きますよ~」というところまで
セットアップで施術家が操作できずに、
通常の関節の可動域の中でアジャストの操作を
してしまうことです。
これは私も臨床中に多々あります。特に女性をアジャストする場合は
「あれれ!!まだ関節の動く範囲があったよ・・・」という場合が結構あります。
まだまだ修行が足りませんね。
▼3ですが、これは最も臨床では大事な事ですね。
アジャストというものは数あるテクニックの中でも非常に怖がられるテクニックです。
これを怖くないものだとクライアントさんに教えていくことも重要ですが、
ただ、アジャストが怖くないという意識をクライアントさん自身がなっていても
やっぱりアジャストの時に体に力が入ってしまう場合もあります。
チャレンジアジャストの時は最初のアジャストのアクションのときに
力が入っていても
クライアントさんが力を抜くことが多いです。
これは以前のメルマガでお話ししましたが、「虚をつく」ことができるからだと
考えています。力を一瞬いれた次の動作の時に、筋肉も緩みやすくなっていて
関節がフリーな状態になっていることもアジャストの成功を高める要素ですね。
次回はもう少し掘り下げてチャレンジアジャストのことを話していきたいですね。
今日はここまで。
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┃【今日のホントのところ 】
┃
┃■チャレンジアジャストとは最初のアジャストのアクションの補正を行うアジャスト。
┃
┃■チャレンジアジャストの有効性は
┃
┃ 1にアジャストのLODの修正。
┃
┃ 2に自分の感覚とクライアントさんの本当のジョイントプレイの誤差の修正。
┃
┃ 3にクライアントさんの「虚をつく」ことができる。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
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●カイロベーシック・クラブ会員さんのための連絡帳●
先週、カイロベーシックレターを配送しております。
すでに感想が届いています。ありがとうございます。
何かの手違いでお手元に届いていない場合はお手数ですがご連絡下さいね。
mail@chirobasic.com
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●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!
★「頭のいい人」はシンプルに生きる★ ウエイン・W・ダイアー著
この本ですが、深く納得できる部分もありますが、
全く自分の考えとは違う部分もありました。
外国の著者ですが、日本人的な考えでいくとかなり反発が
予想される本です(笑)あまり本に左右されすぎると、とんでもないことに・・・・。
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●編集後記
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
触診完全セミナーDVD<脊柱・骨盤編>ですが、編集途中のものを
観させていただきました。出来上がりが楽しみです。
このDVDは今後、私にとっても大きな道しるべになりそうな予感がしています。
来年はDVDだけでなくもっといろんな事にチャレンジしていきたいと思っています。
今、現在私がカイロベーシッククラブというものを発足させて会を運営しているのは
まだまだ最初の布石です。ホームページでも会の案内などをしていないのは
選りすぐった同士を集めるためのもので、無理に会に誘うことは絶対にありません。
今後もその方針です。
カイロベーシックの目標は、最終的には施術家同士の
横のつながりをもっと密にすることです。
具体的な内容はまだまだ未決定な部分がありますが、
これからは横のつながりを大事にする
施術家がどんどん進出していくと思います。
今までは、施術院の中で自分の考えだけで出来てきたものがもっとグローバルに、
もっと良いことがこの世の中に広まり、そして修正されたり、アウトプットされたり、
そして自分が成長できたり・・・・そういう場を作りたいと思っています。
楽しみにしていてくださいね。
9月から走り始めて11月まで6回のセミナーを行いました。12月は私のセンターで
会員限定のセミナーを行いますが、下半期のセミナー日程がほぼ終了しましたので
そのご褒美で今日から4日間お休みしようと思います。
その4日間はおそらくカールルイスが幅跳びの跳躍の1歩前に
上体を沈み込ませるが如く
ふか~く沈み込む数日になりそうです。
この休みをくれた妻に感謝です。
ありがとう!!
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