カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
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※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
知っているという方が読むとおもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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●はじめに
こんにちわ。古谷です。
思えば遠くに来ました。今号で71号。
71という数字に特別の思い入れはありませんが、今回はメルマガを書くにあたって
急にそう思いました。
正直なところ、ここまで遠くにこれると思っていませんでした。
でも毎号、毎号、一生懸命に書いてきました。
積み重ねって大事ですね。これからも頑張ります。
●セミナー情報
只今、アドバンスコースセミナーを開催中です。
今年最後のアドバンスコースセミナーは今週にありますが、そのあとは
懇親会も予定されています。参加者の皆さん、大いに語りましょう!!
来年のアドバンスコースセミナーは3月に予定しております。
詳しい日程が決まり次第すぐに発表いたします。
参加ご希望の方はホームページ、メルマガを要チェックしておいて下さいね。
●DVD情報
11月下旬に新しいベーシックコースセミナーDVD<脊柱・骨盤編>を
発売します。その名も!!触診完全セミナー<脊柱・骨盤編>です。
詳細は後日ホームページで発表します。
それでは本日もいってみましょう!!
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【アジャスト訓練の法則】
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今回のメルマガはアジャスト訓練の法則というテーマでお送りします。
アジャストの訓練にはいろいろな方法があると思います。
私にもアドバンスコースセミナー中にひらめいたものから
師匠に教えてもらったものなど
いろいろな訓練のレパートリーがあるのですが、結局ベースになるものは
「アジャストを試みる量」
これのみです。
しかし、このアジャストを試みる中でもっと効果的に訓練する方法はないかと
いつも模索しながら考えていたのですが、ある法則が出来上がってきました。
その法則は
▼1、生徒間のアジャスト練習では、アジャストする部分がハイパーモービリティでも
傷めない範囲でアジャストに果敢に挑戦する。
▼2、得意なアジャストをひとつでも先にマスターする。
▼3、マスターしている人のアジャスト方法はもちろんのこと、
アジャストのセットアップ
セットアップに至るまで真似しまくる。
▼1の法則は非常に誤解が生まれます。そして矛盾しています。
おもてだってなかなか言えない部分ですが、あえて書かせていただいたのは
施術家にとって一番大事なものであるマインドの「自信」がつくからなんです。
アジャストには必ず自信が必要です。
アドバンスセミナー中にセットアップやアジャストまでの手順は
ばっちりいっているのに
アジャストが出来ない方がいらっしゃいます。
それは最終のアジャストの力のいれ具合とスピードなのですが、
私がその場で教えいれば少しの手助けで、
ものの見事にアジャストができてしまいます。
それだったら、最後の力のいれ具合が足りないだけなのでは?
と思われるかもしれませんが
そうではないのです、これは「自信」の問題です。
ハイパーモービリティは簡単にクラックホーンがします。
この音は施術家を育てる役割があります。
音がすることにより、その成功体験が施術家の気持ちの面で
非常に良い効果をもたらすのです。
よって生徒間同士ならば急激なアジャストを除いて、
基本にのっとったアジャストであるならば
関節の正常な可動域でハイパーモービリティでも
アジャストの練習はしてもいいと思います。
▼2の得意なアジャストをひとつでも先に習得するでは、これも▼1と似ていますが、
成功できたものをつくってしまうと、
後は加速的に他のテクニックもマスターできてしまうということです。
テクニック上達には慣性の法則が必ずあります。
私の実体験として腰椎のランバーロールといわれるテクニックを
最初にマスターしました。
この要領でそのまま頚椎の回旋テクニックもすぐにマスターしてしまったんですね。
今から考えれば非常に関節を傷めるようなテクニックをしていましたが、
一つのテクニックの
マスターで感覚を養い、関節の微妙な固さや関節が刺激される
瞬間を味わうことができたんです。
感覚がそなわれば(カイロ的にいうと体の固有受容器が覚えてしまう)
あとはイメージと具体的な
手順があればテクニックの原理は一緒なので、少し体位を変えたり、場所を変えれば
他のテクニックができてしまいます。
▼3の法則ですが、これは全てのものに通じると思います。
自分のオリジナルテクニックなどは後でゆっくりくみ上げればいいことです。
まずは、マネから始めることです。
スタティック、モーパル、筋肉の緩め方、セットアップ、アジャスト。
この一連の作業ははっきりいってマネで十分です。
この部分がくみ上げれば基礎ができたも同じ。
そこから自分なりの肉付けをしていけば
おのずとアジャストを超えたアジャスト(ちょっとおおげさですが)
だったり、別の施術手段が見つかるのだと思います。
今日はここまで。
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┃【今日のホントのところ 】
┃
┃■アジャスト訓練法のベースは「アジャストを試みる量」である。
┃
┃■アジャスト訓練の法則は
┃
┃ 1にハイパーのアジャストの挑戦。
┃
┃ 2に1つのテクニックだけをとにかくマスターし、
┃
┃ 3にひたすら真似しまくることである。
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
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●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
来週の後半までにカイロベーシックレターが会員さんの手元に届きます。
今回も四肢ですが股関節のことを書いています。お楽しみに!!
mail@chirobasic.com
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●編集後記
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
昨日、お風呂でドラゴン桜のマンガを読んでいました。
この本は非常に良いです。
心に残る一文が書いてあるんですね。ばっちりメモしました。
でも感動していた割にはそのまま寝てしまい、お風呂に本を
落として読めなくしてしまいました。(かなり間抜けです。)
少し落ち込みました(笑)
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