カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
おもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
皆様もご自分でお調べ下さい。
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●はじめに
こんにちわ。古谷です。
先週の日曜日に第1回のアドバンスセミナーを開催しました。
遠方からのわざわざお越しいただき感謝いたします。
次回も私自身楽しみです。皆さんの頑張り期待しています!!
さてさて、もう10月ですね!!
暑い、暑いといっていたらもう朝、晩はひんやりです。
くれぐれも体調には気をつけてくださいね。
●DVD情報
間違いだらけの胸椎アジャストDVDが完成しました。
只今、生産中です。10月の中頃から販売開始です。
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http://www.chirobasic.com/machigai-kyoutuiDVDpuromo.htm
それでは本日もいってみましょう!!
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【アジャストの瞬間にやっていること】
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今回はアジャストの最終局面をテーマにしてお話をしていこうと思います。
9月からセミナーロードが始まっていて、只今アドバンスコースセミナーを開催中です。
アドバンスコースはまさしくアジャストを主体としたセミナーで、
アジャストの順序やセットアップをとことんまで追究して、セミナー中にできるだけ
脳と身体にアジャストを染みこませていただくようにするセミナーです。
今までかなりの時間にわたってアジャストの実技指導をしてきましたが、
そのセミナー中にかなりレベルアップしてポジションもコンタクトもセットアップも全てOK!!
あとは体重をのせるだけで関節を刺激できるのにどうしても決まらないという方に
多々出会ってきました。
最近、師匠からお話頂いたことがちょうどこの疑問とシンクロした形になり、
まさしく腑に落ちました。
その腑に落ちたこととは、
「アジャストできる人はアジャストする瞬間にあることをやっている」ということです。
これは私自身、アジャストするときに無意識化でやっていました。
しかしながら理屈で説明することなんて無意識化でやっていたのでできるはずもなく
簡単にいってしまえば自分でもちゃんと理解していなかったことに気づきました。
深いですね~アジャストは・・・(笑)
で、そのアジャストの瞬間にやっている「あること」とは・・・・・・・
「隙づくりです。」
え?何ですか・・・・それ・・・という言葉が聞こえてきそうですが、
アジャストの最終局面では絶対に必要なことなんです・・・これが・・・。
言葉のニュアンスが難しいのですが、この「隙づくり」は私がわかりやすいように
今、ひらめいて書いた言葉です。実際に師匠の言葉でいうと
「虚をつくる」ということらしいです。この虚をつくるというのは武道をされている方には
非常にピンとくる言葉ではないでしょうか。
私はその分野は全く疎いので「隙づくり」という言葉を選びましたが
今までアジャストの最終局面ではこの方向に体重をのせて!!とか
この方向に身体で持っていく!!というアドバイスをよくさせていただきましたが
実際には、この最終局面のそのまた最終局面が存在します。
この「隙づくり」はほんとの最後の局面でされていることなんです。
何かの動作を仕掛けるときに人間はまずリラックスしていることが大事です。
リラックスしていないと素早い動作と的確な動作ができません。
いわゆる余裕状態をつくっておくことが重要なんですね。
アジャストの時も一緒でこの余裕状態から繰り出されるものは
相手にも伝わり、相手も身体がリラックスできる状態になる。
そして自分の「隙」と相手の「隙」が重なり合わさり、その瞬間にアジャストが
決まるという具合になるのです。
ではいったいこの隙づくりは具体的にどのようにすればいいのでしょうか。
実際に映像でみていくとよくわかるのですが、アジャストする瞬間に
コンタクトしている部分にほんの若干ですが、わざと緩みをつくるんです。
せっかく関節ロックをしてセットアップしているのに緩みをつくるなんて!!と
思われるかもしれませんが、この緩みはほんの少しです。
この少しの隙が自分と相手に余裕をつくりだし、動きそうもない関節を
アジャストするということができるんです。
私は師匠のアジャストをビデオでよく観ました。
そのときにこの緩みをつくるところは理屈ではなく、頭でイメージして覚えていたのか・・・
セリフまで真似するという徹底ぶりが幸いしたのか、その部分までコピーしていたみたいです。
(自分でいうのも何ですが恐ろしい・・・)
やはりアジャストはイメージ化することが大事なようです。
胸椎アジャストの「隙づくり」は今月発売する間違いだらけ胸椎アジャストDVDの
腹臥位のアジャストのセクションでよくわかりますので、お楽しみに!!
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今日はここまで。
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┃
┃【今日のホントのところ 】
┃
┃■アジャストのホントの最終局面では自分に隙をつくることが大事になる。
┃
┃■自分の「隙」と相手の「隙」がうまく重なってアジャストは決まるのである。
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
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●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
このたびの個人情報の流出の際はご迷惑おかけいたしました。
これを機にシステムを増強することになりました。
今後ともよろしくお願いします。
honto@chirobasic.com
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●編集後記
今週の施術院はほぼ週休4日状態です。
セミナーに集中するためと体調管理のためのお休みですが
体調管理はクライアントさんの為にしております。
精神状態が不安定な先生、疲れている先生に
施術なんてしてもらいたくないですよね。
クライアントさんは先生のその部分をいつも注視しています。
私のクライアントさんで長いつき合いの方などは
一発で私のコンディションを見破ります。(恐ろしい・・・・)
プロはいつでもその部分をカモフラージュしていないといけないのですが
まだまだ修行が足りませんね~。
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