カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
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※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
おもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
皆様もご自分でお調べ下さい。
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●はじめに
ども!!古谷です。
超ハードスケジュールの9月がやって参りました。
開催する自身のセミナーは2本なのですが、プライベートなども非常に
忙しくなる月です。体調を整えながら楽しんでいきたいですね。
●セミナー情報
ベーシックコースセミナー「パルぺーション上達養成コース」の脊柱・骨盤編を
9月10日、そして17日には頚椎編を開催します。
参加者の皆さんよろしくお願いします。
アドバンスコースセミナーは10月1日・15日 11月5日・19日に開催します。
詳しい案内は下記です。(ページの中程からアドバンスコースの案内です)
このセミナーは定員オーバーでキャンセル待ちも只今、募集ストップです。
↓↓↓
http://www.chirobasic.com/seminasyoukai.htm
<耳よりセミナー情報>
来年の2月もしくは3月からアドバンスコースを予定しております。
それとまだ未確定ですが、来年から新シリーズ
「四肢のセミナー」(仮称)を開催したいと
思っています。カイロプラクティックは脊柱・骨盤だけではないです。
四肢の触診及びテクニックは脊柱・骨盤に驚くほど影響を与えるのです。
臨床している方はおわかりになると思います。
●DVD情報
間違いだらけの胸椎アジャストDVDは最終の編集に入っています!!
プロモーションができました!!
今回の間違いだらけシリーズ最新作の胸椎も
今までにテキストや映像になかったものまで
収録しています。
『脊柱だけが正しい矯正を知っている・・・・・』
プロモーションもできましたのでどうぞご覧下さい!!
(写真だけが流れるムービーですが・・・・。)
↓↓↓
http://www.chirobasic.com/machigai-kyoutuiDVDpuromo.htm
それでは本日もいってみましょう!!
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【だるま落としのアジャスト】
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本日のテーマは、「だるま落としのアジャスト」です。
テーマが変わりすぎてますね・・・・(笑)
でも、これはアジャストを教えられたときに師匠からでた言葉です。
「だるま落としのアジャスト」とは?
今、現在の私の言葉で置き換えていうと
イメージ的にいえば→「力ずくのアジャスト」
少し言葉を加えると→「手だけを使ったアジャスト」
もっと詳しく言うと→「テコの原理を使っていないアジャスト」
アジャストを習い始めのときに、恥ずかしながら私も単純に
出ているもの(ここでは骨ですね。)手で戻すというイメージでした。
「だるま落とし」はハンマーで、一つの部分をたたきます。
それによってその部分だけがへっこんだり、そこからはずれたりしますが
アジャストでいえば、T8を手でアジャストして元に戻すという具合になりますね。
でも、どうもこのだるま落としのイメージではアジャストはうまくいかないようです。
これは実際にアジャストをやっていて思うことですが、このイメージだと
コンタクトしているところに痛みが出たり、
自分が思っている関節を刺激できなかったりするんですね。
ではいったいどんなイメージでアジャストをするといいのか?というと
さっきも書きました、「テコの原理」のイメージなんですね。
「な~んだ・・・」と思うでしょ。だってカイロプラクティックの一般のテキストにも
「テコの原理を使って、高速の底振幅の・・・・・」というくだりがありますもんね。
最初に私がこの文言をみたときに「テコの原理!?その原理は知ってるけど・・・・・」
という感じで、しっかり理解せずにそのままだったんです。
今更ながら思いますが、テキストに実際のアジャストで
「例」をあげて書いておいてくれれば
もっと理解が早かったのに・・・と思いますが、
今日はこれを簡単に話していきたいと思います。
基本となっているテコの原理はご存じだと思いますので割愛しますね。
(調べたらたくさんでてくると思います。)
この原理ですがアジャストには必ずついてまわります。
わかりやすいように、「だるま落としのアジャスト」と
「テコの原理を使ったアジャスト」を
「膝を使ったアジャスト」を例に比べてみましょう。
まずは膝を使ったアジャストですが
患者さんは座位の姿勢で施術者が患者さんの背中に膝をコンタクトします。
患者さんには手を胸の前で組んでもらうなり、
首の後で手を組んでもらって固定してもらいます。
実際の施術者と患者さんのポジションがわからない方は
下記のサンプルムービーをご覧下さい。
http://www.chirobasic.com/adjustsetumei2.htm
だるま落としのアジャストでは施術者の膝はハンマーということになります。
ですので膝は患者さんの背中に向かって打たれるということになりますね。
考えただけでも痛そうじゃないですか?実はここで多くの人が勘違いをしています。
膝でコンタクトしているもんだから、
膝でアジャストという感じになってしまうんですね。
かたや、「テコの原理を使ったアジャスト」で考えていくと
膝を患者さんにコンタクトしていますが、実際に膝は力点として
働くのではなく「支点」として働くんです。(ここはめちゃくちゃ重要です。)
そう、力点として働くのは固定と思われた手を組んでいるほうなんです。
膝を使ったアジャストも実は手でアジャストをしていたんですね。
よくこの膝を使ったアジャストは「膝打ち」という名前がつけられています。
もちろん外国では「~~Knee」という名前なんでしょうけど
名前がそんなんだからこの膝を使ったアジャストがテコの原理でいえば「力点」と
思われがちなんでしょうか・・・(勝手な推論です。すいません)
このこのテコの原理は、もちろん膝だけでなく他の部位なども
当てはまってきますので
応用してみて考えてみてください・・・。
自分がコンタクトする場所、そしてコンタクトしている部位はテコの原理では
どのような役割をしていて、関節がどのように刺激されるのか・・・。
アジャストの感覚とイメージが変わっていきますよ~。
ということで、広告になっちゃうのですが、10月に間違いだらけシリーズ第3弾の
「間違いだらけの胸椎アジャストDVD」をリリースします。
今回の膝を使ったアジャストも実演しております。
だるま落としのアジャストではないですが、間違った膝のアジャストと
正確に関節を刺激する膝を使ったアジャストもしております。
結果を出さなきゃ意味がない!!リアルさにこだわってみました。
(多分、こんなDVDはないと思いますが・・・笑)
ご覧いただければうれしいです。
プロモーションもできました(サンプルムービーではないですが・・・・)
↓↓↓
http://www.chirobasic.com/machigai-kyoutuiDVDpuromo.htm
今日はここまで。
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┃【今日のホントのところ 】
┃
┃■アジャストはだるま落としのようにその部分だけを刺激するというものではない!!
┃
┃
┃■アジャストをするならば、テコの原理である
「支点」「力点」をしっかり理解しておく。
┃
┃
┃■膝を使ったアジャストの「膝」はテコの原理でいう「支点」にあたる。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
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●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!
今日は本ではなく、おすすめの手帳を紹介します。
古谷も今回で3冊目の購入!!3年目です!!
この手帳のセミナーがあるぐらいですから奧が深いですよ~。
下記のホームページで~す。
↓↓↓
http://www.3km.co.jp/
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●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
今回のレターいかがでしたか?
四肢のテクニックのことは今後も続けていきますね。
ご期待下さい。
honto@chirobasic.com
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●編集後記
今回も読んで頂きありがとうございます。
今月から年末にかけてむやみな徹夜はやめていこうと思います。
年末にかけてセミナーロードに入りますので万全の体調で挑んで
いきたいと思います。
セミナーはガツンといきますよ~!!
参加者の皆さん!!よろしくね!!
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