カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2006/08/24 -065号-

【カイロプラクティックの生きた解剖学】

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         ※当メルマガはこんな方におすすめです。

       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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  ●はじめに

   こんにちわ!!アジャストコーディネーターの古谷です。
      
   最近、メルマガ発行のペースが早くきているような感じです。

   もう2週間!?ってな感じで・・・・。

   50号の記念でメルマガ本を作りましたが、すでにそれから15回目の発行です。

   自分で言うのもなんですが、これほど続くとは夢にも思いませんでした。驚きです。

   とりあえず次の目標は100号です。
   応援してくれている方が一人でもいる限り頑張ります。
 
  
            
   
    ●セミナー情報

   ベーシックコースセミナーを9月10日・17日に開催します。

   しかしながら・・・・、申しわけございません。すでに定員オーバーで

   キャンセル待ちも只今、募集ストップしております。

   「SOLD OUT、ありがとうございます!!感謝!!」
       ↓↓↓
   http://www.chirobasic.com/seminasyoukai.htm
   
   

   アドバンスコースセミナーは10月1日・15日 11月5日・19日に開催します。

   詳しい案内は下記です。(ページの中程からアドバンスコースの案内です)

   このセミナーも定員オーバーでキャンセル待ちも只今、募集ストップです。
    ↓↓↓
   http://www.chirobasic.com/seminasyoukai.htm
   

  <耳よりセミナー情報>
 
   来年の2月もしくは3月からアドバンスコースを予定しております。

   それとまだ未確定ですが、来年から新シリーズ
   「四肢のセミナー」(仮称)を開催したいと

   思っています。カイロプラクティックは脊柱・骨盤だけではないです。

   四肢の触診及びテクニックは脊柱・骨盤に驚くほど影響を与えるのです。

   臨床している方はおわかりになると思います。
      

 
    ■間違いだらけの胸椎アジャストDVD進行状況

     
          今月の下旬からビデオ撮影の総仕上げです。

     今回はすごいボリュームです!!



                      それでは本日もいってみましょう!!
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                     【カイロプラクティックの生きた解剖学】

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  今回は少々お固めですが・・・・
「カイロプラクティックの生きた解剖学」というテーマです。


  
  以前のメルマガでも少し書いたことがあるのですが、
アジャストテクニックをするうえで

  
  重要な知識といえば、はずせないのが


  「解剖学」ですね。


  そして、その解剖学はまず間違いなく、
  生きている解剖をマスターしておくことが重要です。


  解剖学に「生」と「死」があるのか?という疑問があると思うのですが

  
  これは言葉を換えると「使える解剖」と「使えない解剖」の差だと
  思ってもらうほうが


  わかりやすいかもしれません。


  こんなことを暴露するのもどうかと思いますが、
  私は10年以上前の専門学校時代の


  解剖学のテストが39点という、とんでもない点数をとったことがことがあります。


  もちろん再試とレポートで単位はいただけましたが、非常にくやしい思い出です。


  しかしながら、今、教鞭をとらせてもらっている学校の学生達から


  「それほどの解剖知識をどのように頭に入れてきたのか?」という質問まで


  いただくぐらいになりました。


  おそらく学生の時に、今の自分に出会ったときには同じようなことを言っていたに


  違いないと思います。


  私のような、かつて劣等生だった者が、
  何故、それほどまでに解剖に強くなったかというと


  まさしく、「生きた解剖の実践」が実を結んだ結果なのです。


  もう少し掘り下げて話していくと、これは理想論かもしれませんが、
  カイロプラクティック専門学校

 
  もしくは手技療法系の学校の解剖学の先生は絶対に施術家でないといけません。


  これはどういうことかといいますと、
  「手技の臨床と解剖学」の結びつけができることにより

  
  今の時代の言葉で言うと「リンク」がたくさんできるのです。


  例えば、一般の解剖学の本に掲載されている、筋肉。


  そして必ずその部分には書いてあるだろう
  「起始」と「停止」(もしくは付着など)

  
  これを一生懸命覚えたとしましょう。


  もしも、テストでこの筋肉の起始と停止を聞かれれば間違いなく高得点です。


  でもこれって臨床に使えると思いますか?


  解剖学の専門家のことを悪く言うのではないので誤解しないでほしいのですが

 
  私たちが専門とするところは全く違うところにあります。
  (進化解剖学といいましょうか・・・)


  「起始」と「停止」は重要ではないといっているわけではなく、
  その先の部分が


  私たち臨床家には大事なんです。


  その筋肉に直接、連結する筋肉は何か?

  その筋肉の弱い部分、傷めやすい部分はどこか?

  その筋肉の線維はどの方向?

  その筋肉の周辺を貫く神経は何?

  その筋肉で影響をうける関節は?

  その筋肉に守られている靱帯は何?

  その筋肉が収縮することにより体表ではどのようにみえる?

  その筋肉の状態が悪くなると、どの動きが悪くなるの?

  その筋肉が悪くなると痛みはどこにでやすいの?

  どのようにすれば触りやすい、押さえ方は?

  クライアントさんに動かしてもらうにはどのようにいえばいい?

  筋力検査は?

  反射は?


  引き出しは無限です。


  「起始」と「停止」だけでは引き出しの「とって」が少なすぎるのです。


  それはまさしく、タンス解剖学(タンス株のたとえです。笑)


  決してメディカルチックな解剖学は無駄ではないですが、おもしろくも


  なんともない解剖学には魅力すら感じないです。


  生きた解剖はまさしく、リンクをはりまくっている解剖。


  つながりの解剖なのです。



   

                         今日はここまで。
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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■「使える解剖学」はまさしく臨床で大きな武器となろう。┃

┃■解剖学は二次元で覚えるものでもなく、三次元の立体の世界で学ぶものでもなく

┃  解剖学の域をこえる四次元・五次元の異次元でマスターするものである。┃ 

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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 

            
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  ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!

   「会社の寿命10年時代の生き方」   道幸武久 著


   前作の「加速成功」に続き作者の本を読ませて頂きました。

   うなずける内容がびっしり書いてありました。

   会社の寿命10年時代の生き方という題名ですが

   私たちの自営業とて同じです。カツをいれられました。
     
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    ●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
 
      今週中にレターを配送いたします。

    8月中にレターが届かない方はお手数ですが、御連絡よろしくお願いします。


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    ●編集後記

   今回のメルマガは自分にいつも言い聞かせている内容です。

   もちろん私も修行中。師匠にはいつも鍛えられています。

   解剖学の本でパーフェクトな解剖本なんてありません。

   自分の頭の中で完成させていくことが回り道のようにみえて、はやいのでしょうね。

   でも、また今週も新しい解剖学のDVDと本を買っちゃいました・・・・(笑)

   懲りないですね~。

         
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