カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2006/03/09 -053号-

【アジャストを嫌がるのを即座にキャッチ】

     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□          ※当メルマガはこんな方におすすめです。

       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。

注)最近のメルマガは会話形式になっておりません。
   師匠が単独でお話しております。
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  ●はじめに

   こんにちわ~。
   
   3月になりましたね。

   今年始まってから体調がどうもおかしく波があり

   また精神状態も波があります。

   こういう時っていつも変革のお知らせなんです。
   (私的には)

   何もしたくない病といいますか・・・(笑)

   でもこのようなときのあとにビックバンみたいにものすごい変革が

   起きるんですね。(これ、あくまで私の法則です)

   あと何もしたくない病の時って皆さんどうします?

   昔の宮崎アニメで「魔女の宅急便」ってありましたけど

   主人公のキキが出会う絵描きの女の子が、何もしたくないとき

   どうするか、確か言ってましたよね。

   まずは、やっぱり好きな絵を書きまくる・・・・。

   それでも駄目ならば「書くのをやめる!!」って・・・。

   思いっきりやめれれるものならばいいですよね(笑)

   

   
   
    ●セミナー情報

   ■4月16日に関東セミナーを開催します。

     おかげさまですでに満席となっています。
 
     只今、キャンセル待ちの受付をおこなっています。

     申し込みと詳しい案内は下記にて
                      ↓↓↓
         http://www.chirobasic.com/itamenaiyoutuisemina-kanto.html


      ■5月14日に大阪で「傷めない頸椎アジャストセミナー」を開催します。

      あと2名の席が残っています。
     詳しい案内とお申し込みはこちらです。
                   ↓↓↓
         http://www.chirobasic.com/itamenaikeituisemina-osaka.htm


             

                      それでは本日もいってみましょう!!
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                       【アジャストを嫌がるのを即座にキャッチ】

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        前回のメルマガのリスティングの話は非常にいろいろな感想メール

        をいただきました。


    結構衝撃的な事だったかもしれませんが、案外皆さん同じように

    思っている先生方もおられたようですね。

    
    治療とは・・・・・ということに関していつもいろいろ考えています。

    それはテクニック的なこともそうですが結構メンタルなことまで

    いろいろな事柄についてです。

 
    今回のメルマガのテーマなんですが

    今まではアジャストをいかに「有効に」「うまく」「傷めない」に

    焦点をあてて話してきましたが、今日はアジャストを嫌がる

    クライアントさんのことについて、話していきたいと思います。


    アジャストを好むクライアントさんは別でしょうが

    たいがい最初にアジャストを受ける方は、あまり良い印象で

    アジャストは受けません。


    とくによく聞くのが


    「音が嫌い」

    「痛そう」

    「折れそう」

    などがよく聞かれますね。

 
    これは、もちろん私たち施術家が信頼関係の元で施術して

    責任を持ってしなければいけません。

    もちろん説明も非常に重要になってきます。

  
    しかし女性というのは、イメージから入っていきますので

    理屈では「よし」としていても体では「嫌」となっている場合が多いです。


    これはほとんどの場合はアジャスト前に施術家が見抜けますが、

    非常に「嫌」を隠すのが上手な方がいますね。

    
    しかし最終的にアジャストになって、ロックしようとしたとたん

    無意識に体のこわばりが出てくる方がいらっしゃいます。

    
    このような方はいくらそのアジャストが有効で、なおかつ

    間違っていなくて、筋肉などにも良い影響を与えたとしても

    まずはあまり結果がよろしくないのが多いです。


    要はメンタルな部分でもアジャストの怖さを払拭させ

    効果的であるのを心と体に覚えてもらわないといけません。


    結論から言うとこういう方にはアジャストをしようと思う瞬間に

    やめたり、軽くしたりなどをして誤魔化します。


    そして回数を何回かにわけて通院してもらい

    信頼関係をもっと強固にして再トライします。

 
    治療テクニックとは、自分のやり方どうのこうのより

    クライアントさんがいかに施術を受けやすくするか

    そしてそのテクニックをいかに有効に体と心に響かせるか・・・。

    これが重要です。


    クライアントさんからの立場でいうと治療テクニックで例えば

        「この場所と、この場所を持たないといけない」とか

    「この部分をもってこの方向で・・・」とか全く関係のないことです。

        このレベルは基本の最低ラインの治療テクニックです。


    施術家はアジャストするときにクライアントさんがその施術を

    どれだけ欲しているかを瞬時にメンタル面でもキャッチしていることが

    重要なんですね。


    テクニックがうまい人は必ずこの部分ができています。

    やられている人の気持ちになっていることが重要なんですね。
 
 
    自分のテクニックの形ばかりにとらわれていると、この部分が

    抜け落ち、そしてクライアントさんを傷めてしまう。


    これはアジャストに限らずに他のテクニックでもそうです。

    筋肉をほぐすのだってかなりこの部分が重要ですね。


          
                       今日はここまで。
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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■アジャストを嫌がる方を無理にすることは逆効果。
┃  いかに有効でも無理にはいけない。

┃        
┃■治療テクニックが上手なのはクライアントさんの心をうまく治療できる
┃  レベルまで持っていっているかがキーポイントで、決してテクニックの
┃  操作がうまいだけではない。 
┃        
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 

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────────────────────────────────────     ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!

      
     ★社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 著 石原 明★
 
 
    何か今の自分にかなりタイムリーな本でした。

    最初の数ページで、ハンマーで頭をこづかれます(笑)

    経営とは=お金を使うこと・・・。この言葉だけでも非常に

    的を得てますよね。

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    ●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
 
      2月号のカイロベーシックレターは発送いたしました。

    まだお手元に届いていない会員さんはお手数ですがご連絡下さい。
           
      honto@chirobasic.com

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    ●編集後記


     最近、東京に行って来ました。
  
   セミナー会場の下見と、そのほかいろいろなものを見に行ってきたのですが

   ものすごい影響を受けますね。


   師匠に言われたことで印象的なことがあります。

   「1度みたものは、必ず頭に残る。その時を録画しなくても、録音しなくても

    メモしなくても・・・・。思い出せなくてもアイデアを出すときにきっとそれが

      材料になっている。」

  
     師匠がいいたいことは、その時に覚えてなくても1度みたものならば
  
   きっとその人はそれを利用することができるということです。


   先日は、これのもう一歩先を言っておられました。

   「実はいろいろセミナーに勉強しにいったりしているけど

   目新しいことだとしても、実はそれ自体とうの昔に自分は知っている

   出来事なんだよ」



   深すぎる(笑)

   
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