カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
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※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
おもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
(そんなんわかると思いますが念のため)
弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
思ったら一直線の性格。情に弱い。
師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
マシンガントークが学生を困らす。
注)最近のメルマガは会話形式になっておりません。
師匠が単独でお話しております。
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●はじめに
こんちわ~~!!
メルマガ44号のはじまりです。(50号まであと6つ)
メルマガ50号記念に1号から50号までのメルマガの内容を
加筆修正して本にしちゃおうかな~という計画がでています。(勝手にいってます。)
でも言っているだけで夢は叶う!!(ホントかよ・・・・笑)
さてさて、アドバンスセミナー第2回目そして16日の心斎橋セミナーが終わり
ホッと一息ついています。
とくに16日の心斎橋セミナーはかなり緊張しましたが
プロのカメラマンの方にビデオ収録していただき腰椎のアジャストの
ふか~いところまで説明できました。
DVD期待しておいてください。(今まで最高のできあがりです。)
30日のアドバンスセミナーの感想メールも届いています!!
助手の志保田先生の頑張りは目を引くものがありますね~。
(セミナーに参加された方だけわかります!!笑)
次は11月13日ですね。頚椎のセミナーです。
頚椎のセミナーですが参加中の1人の方が急に出席できなくなり
席が一つ空いております。
途中参加になってしまいますが、頚椎の単元は13日の第3回目からなので
最初から参加している方と同条件です。(要するに途中参加できる内容です。)
11月13日(日曜日)のセミナー参加ご希望の方は
「11月13日アドバンスセミナー」の題名で、下記までメールください。
案内メールを返信いたします。
↓
honto@chirobasic.com
それでは本日もいってみましょう!!
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【アジャストの前の患者さんのチェックポイント】
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本日のテーマはアジャストの代償について話していこうと思っています。
皆さんご存じのとおりアジャストは、関節を矯正する方法で
素早い徒手調整のことをいいますが、関節に刺激を与える調整法としては
最も刺激が強いと思われます。
最も効果がある!!といいたいところですが書けない理由があります。
それは・・・・
「アジャストは諸刃の剣」だからです。
ですので、最も刺激が強いと書いておるわけで・・・。
要は何でもそうですが使いようですね。
で、刺激が悪く働いた場合、要するに諸刃の剣で傷つけた場合は
相手(患者さん)を傷めてしまうことになります。
アジャストの場合はこの「代償」が非常に強いのです。
下手をすれば自分の治療院をつぶしかねない事態におちいります。
そうならない為には自分でしっかりと最悪の事態を考えて施術するのが
本物のプロというものです。
アジャストを使用の時のチェックポイントは皆さんにはありますか?
もちろん用紙に書いてもいいですが、いつもリスク管理
しておくべきです。
ちなみに私のチェックポイントです。
(非常に単純ですが・・・・)
1.アジャストする場所が炎症していないか?しているならば当然不可能。
(当たり前ですね。)
※アジャスト禁忌症状は非常に多いのでここではカットします。
自分でお調べください。
2.アジャストに耐えうる体か?
(骨、筋肉などはお年寄りの方は弱いです。これも至極当然)
3.そもそもアジャストを怖がっていないか?
(ポキポキってするんですか?という方は間違いなくアジャストを怖がっています。
こんな方にすると余計筋肉が緊張して関節をうまく調整できません)
4.アジャストが痛くないところか?
(アジャストするところは基本的に痛いところではありません。
アジャストで余計に痛くなる可能性あり)
5.アジャストしていい場所なのか?
(これも当たり前ですが関節が緩いところにしても無駄です。)
6.アジャストして変化させることを前提にしているか?
(刺激の強いアジャストをするわけですから変化があって当たり前)
7.アジャストでないといけない兆候はでているか?
(フィクセーションを起こしうる条件である深部筋の緊張や椎間板の状態など)
8.アジャストは最終手段であり仕上げであることを意識しているか?
(アジャストするためには順番があります。患者さんにすぐに寝てもらって
アジャストという、そんな馬鹿な話はありません。)
9.その部分をアジャストすることにより代償的な問題のある場所が
改善する前提でアジャストをしているか?
(チェックしてみてください。アジャストのポイントを軽く刺激するとほかの場所が
改善すればそれはアジャストしていい関節の可能性があります。)
10.そのアジャストの方法がその人にあっているか?
(そのアジャストのせいでほかの部分に負担がかかる場合があります。
側臥位で左右のどちらを下にするか?とか膝を使ったアジャスト時に
患者さんの肩は大丈夫か?など)
ほかにもたくさんあるとは思いますが最低限のチェックですね。
あ~~なんかあげればきりがないですね(笑)
こう考えていくと非常に危ないことをしているように思いますが
守るべきルールをしっかり守れば非常に効果のあるテクニックです。
なんてたって
■関節可動域の回復
■神経回路のリセット(固有受容器の再教育)
■筋肉の解放
■痛みの軽減(結果そうなるということで)
■自律神経の調整
などなど・・・・・・・・・・・
一瞬の動作で解消してしまうのですから大変魅力的ですね。
今回チェックポイントはいかがでしたでしょうか?
自分で今一度確認してください。
でも最近アジャストで思うことは相手の体がどうのこうのではなく
「自分の過信」が一番やっかいだなあ~と思っています。
施術家として持っておかないといけない自信。
しかしこれが時として過信に変わる。
バランス感覚が施術家には要求されていますね。
今日はここまで。
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┃
┃【今日のホントのところ 】
┃
┃■アジャストをするときのチェックポイントを自分で作ってみるといい。
┃
┃
┃■自信は時として過信に変わるときがある。
┃ いつも自分自身を客観的にみれるようにしてみよう!!
┃
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●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!←怪しい名前だ(笑)。
今回はお休みです。
読んだ本も少なかったですがいい本がなかったです。
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●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
新たに会員申し込みしてくれた方、ありがとうございます!!
会員規約と第3号のカイロベーシックレターは随時発送しています。
もしわからないことがあればご連絡を・・・。
honto@chirobasic.com
●カイロベーシックレター11月号(第4号)は11月の下旬に配送予定です。
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●編集後記
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
セミナーDVD(頸椎)第2弾が完成いたしました~(パチパチパチ!!)
セミナーDVD頚椎は力の入った作品になりました。
次回のメルマガで詳細を書きますね~。
そして現在リニューアルのためにいったん販売を中止している
セミナーDVD(脊柱・骨盤編)も音質・画質を向上させ
3枚組としてリニューアルしました。(内容は変更なしです。)
旧バージョンのセミナーDVDを購入された方にはリニューアル版を
無料でお手元に配送いたしますので、お待ちくださいね。
でわ!!次号もお楽しみに!!
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