カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2005/09/15 -041号-

【アジャスト時の手のトルク】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。

注)最近のメルマガは会話形式になっておりません。
   師匠が単独でお話しております。
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●はじめに

どうも~古谷っす。

だいぶ涼しくなってきましたね。

朝晩の冷えの対策できていますか?


下半期のセミナーシリーズが始まりました。

今回の11日の「ベーシックコースセミナー1」も非常に熱いセミナーが

できたと思っています。

終わってからの感想も、たくさんいただきました。

今回はうれしい感想を頂いたので掲載させていただきます。


■11日のセミナーを受講されたFさんから■

フルヤさま
 
○○です。

 
先日は「ベーシックコースセミナー」を受講させていただき
 
ありがとうございました。
 
ブログやメルマガ等でフルヤさんのこと大体イメージできて
 
いたのですが、まじかにお会いして一層「勢い」を感じました。
 
今の私に必要なのは「モチベーションをもっと高める」ことも
 
その中の一つなので、大いに効果がありました。
 
「勢い」もですが私が一番感じたのは、フルヤさんの「ユニークさ」「ウイットさ」
 
ですね。
 
あの感じが周りの人たちを巻き込んでいって、とりこにしてしまうんでしょうね(笑)
 
(治療においても、セミナーにおいても・・)
 
とにかく、あと2週間「テキストレポート」を何回も読み直し
 
復習させていただきます。
 
25日のセミナーを楽しみにしています。
 
ありがとうございました。
 
お疲れ様です。

以上

~フルヤから~

「ユニーク」さ「ウィット」さというのがなんか新鮮でうれしかったです。

表現はいろんなふうにとれますが、私はセミナーの時に信条としているのが

来て頂いたぶんの何倍もの価値を、持って返ってほしいと思っています。

そのぶん受講生の方からいただいた質問に対して「さらっと」答えると言うよりも

「泥臭く」「粘っこく」答えています。(わかっていただくまで)

その部分を「ウィット」ととりました。

Fさん感想ありがとうございます。

そして25日もよろしくお願いします。


9月25日のベーシックセミナーですが当初、満員でしたが

11日直前に立て続けにキャンセルが入ったために事務方も混乱してしまい

11日のセミナーは4人少ない状態でセミナーをいたしました。


25日もただ今現時点で、5人の席が空いています。

アジャストのセミナーではない触診の基本的なセミナーですが

このセミナーに出られて、アジャストのセミナーに出られるのと

触診がわからずに、参加するのとでは全く違います!!

9月25日はベーシックコース「頸椎編」です。

9月11日のセミナーの復習もいたしますので、25日のご参加

お待ちしております。

申し込みはいますぐこちらへ!!

honto@chirobasic.com



それでは本日もいってみましょう!!
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【アジャスト時の手のトルク】

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今日は、アジャストの時の手のトルクについて話していきたい思います。

「手のトルクって?」という疑問があると思うので共通言語・認識を
つくるために、この言葉について先に話していこうと思います。

私が今から話す「手のトルク」とは

アジャストの時に体重をかけると同時に

「手をある方向に回す・ひねる」という動作のことです。

このメルマガを読まれている方には、いろいろなテクニックをお持ちの方が

いらっしゃると思いますので

「そのいい方が間違っているとか・・・・」

「間違っていないとか・・・・」という言語の解釈の違いは避けたいので

ここでいう手のトルクは、上記のことであると仮定してお読みください。



なんか、企業の商品の注意書きみたいになりましたが(笑)

気を取り直しまして・・・・・。


この「手のトルク」ですが、最初のテーマのところで

「アジャスト時の手のトルク」と

書いていますが、これ自体間違っています。(テーマで書いたくせに・・・)


はっきり言いますと、手のトルクをかけるのが、

「アジャスト時」ではないということです。


この手のトルクですが、アジャストをしようとする時に

かけることを私はずっと昔に習いました。


例えば、腰椎のL4がPRSの時に棘突起コンタクトで

施術家のほうは左手を棘突起にコンタクトします。
(いろんなやり方があるので、ここでは上記のやり方ということで)

コンタクトした後、アジャストしようと体重をかけたときに

コンタクトしている手を右に回転させるという手法です。


ここでいきなりですが、一つ格言です。

「矯正される関節は、矯正される時に
               すでに正常な状態になっている」


これはどういう事かというと、アジャストの前には必ずどこの部位でも

セットアップというものをいたします。

このセットアップが完成して、今、矯正されようとしている時の関節は

すでに方向は定まっていて、体重をかければ元の正常関節に戻る

ように仕向けられてあるということです。

もっと分かり易く言うならば、ある的を銃で撃ち抜こうとしています。

その銃口はすでに、的のど真中を撃ち抜くようにセットされています。

あとは、撃つだけの状態というわけです。
(これがアジャストの時のセットアップ完了時ということです)


もうおわかりですね。

セットアップが終わったあとで、アジャスト時に手のトルクをかけることは

銃口が的を撃ち抜くようにし向けられていたのに、撃つ瞬間に銃口を

ぶれさせてしまう行為なんです。


だから・・・・!!

手のトルクはかけるのは

アジャスト時ではなく→×

セットアップの時にやっておくことが大事ですね→○





今日はここまで。

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■アジャストしようとした時はすでにアジャストされる関節は
┃  元に戻っている!!
┃  
┃     
┃■手のトルクはセットアップの時に完了している。アジャストの時は
┃  手のトルクをかけないのが鉄則┃
┃ 

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


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  ↓↓↓(各ページにとべるようにリンクしました!!)
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──────────────────────────────────── ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!←怪しい名前だ(笑)。

■富を手にする「ただひとつ」の法則  
著 ウォレス D.ワトルス   フォレスト出版

なんとこの本、1910年に初版です。
でも書いてあることはもちろん今でも通用するもの。

というか、今の成功法則なんぞは全て実はシンプルでむか~しむかしから
あったものです。

あとはその時代背景に小手先だけを合わすだけ。基本原則は全く変わりません。
結構なんでもそんなものですよね。
この本も手元に置いておきます。

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 新たに会員申し込みしてくれた方、ありがとうございます!!

 会員規約と第3号のカイロベーシックレターは随時発送しています。

 もしわからないことがあればご連絡を・・・。
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●カイロベーシックレター8月号(第3号)は配送済みです。
 もし届いていない会員さんはご連絡下さい!!
 

●10月23日の大阪・心斎橋セミナーの先行予約メールを送りました。
  もしも会員の方でメールが届いていない方はご連絡ください。
  14日22時現在であと1席残っています。
 
●12月に○○○○セミナーは、募集1時間で満席です。
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■広告コーナー

治療家は忙しい(笑)
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●編集後記

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

ブログでも書きましたが、最近の過密なスケジュールでかなり

精神的に疲れがきていました。
(応援メールもいただきました。ありがとうございます。うれしいです。)

最近、
誰に負けているのではなく、自分に負けているんです。

治療家というのは、ホント自分に負けるとダメになっちゃう職業だと思うんですね。
(他の職業もそうだけど・・・)

ただ休養は重要です。

今回は2日連続のセミナーで少し反動が大きかったようです。
(良い勉強になりました。)


ではまた次号でお会いしましょう!!
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