カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2005/05/12 -032号-

【骨盤のアジャストパート5】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。 ────────────────────────────────────
●はじめに

どうも~古谷です。

花粉症も過ぎ去り、気持ちいい五月晴れが続いていますね~。

こういうときこそいろんなものにチャレンジしていきたいと思っております。

アドバンスコースは3回終了いたしました。

今回の頸椎のアジャストは別名「立ちくらみセミナー(笑)」です。

はっきりいえばこのセミナーは3時間以上すると「やばい」です。

おそらく受講者同士がこれほどまでに頸椎を触りまくるセミナーは
ないですね(笑)。

でも同時に自分のレベルが短時間に数倍もあがるセミナーはないと思っております。
(また自画自賛、笑)

セミナーでは5月発売予定の間違いだらけの頸椎アジャストDVDでも

収録予定の頸椎アジャストの理屈をいたしました。

参加者の方から○○D.CのDVDよりもずっとイメージしやすく、丁寧だと
感想を受けました。(ありがとうございます。)
(○○D.Cの○○はご容赦下さい。笑)

この理屈の教え方は私自信も好きです。(わかりやすいですもんね。)

今後のセミナーですが6月には9月のベーシックセミナー
アドバンスセミナーの予定を発表できると思います。

あ、そうだ!!忘れていた・・・。

GWに部屋ごもりしてつくりました。
「間違いだらけシリーズプロモーション!!」
↓↓↓
http://www.chirobasic.com/machigaipromonew2.wmv
私的には結構かっこいいと思っているのですが・・・・
また感想下さい。(感想ってどんな!?リアクションに困りますね)


では今回もいってみましょう!!
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【骨盤のアジャストパート5】
仙腸関節ハイパーモービリティー

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前々号から骨盤のアジャストのテーマをしていました・・・・

正直忘れてました(笑)

今日は話題を戻して臨床的に骨盤のアジャストは

どうなのか・・・・書いていきたいと思います。


正直、骨盤のアジャストは臨床的に使わないことが多いです。私は。

なぜならば・・・・

圧倒的にハイパーモービリティーが多いからです。

女性なんかほとんどそうですね。

ギャッピングテストという仙腸関節の細かな動きを調べるものが

ありますが、この細かな動きは非常にテストしていて感じます。

こういう動きのある方をアジャストしてしまうと、逆に症状が悪くなったりすることが
多いんですね。(昔はよくしました。苦笑)

骨盤アジャストについて昔は大きな勘違いをしていました。

その勘違いとは?

1.臨床的に骨盤のアジャストはほとんどの方に絶対にするべきと思っていた!!

2.仙腸関節は大きく動くと思っていた!!

3.クラックホーンの音は当然大きいと思っていた!!

お恥ずかしいですが、これは全て思っていたことです。

今、これは全て当然違うと思っています。

1.は前述したとおり結構ハイパーモービリティーの方が多いのが理由です。

2.は仙腸関節は可動関節ですが非常に動きが少ないことが事実です。
強靱な靱帯で守られています。

間接的という言葉が適切かどうかわかりませんが
寛骨と仙骨を橋渡しする筋肉は脊柱からの筋群と大殿筋のみ・・・・。

(これを深く考えると、骨盤は仙腸関節を考えるより、骨盤全体の捻れ、傾きを
 みたほうがいいと今は思ってきます。)

ですので仙腸関節自体は大きく「ズレ」を発生させることはないということです。
(ただし・・・・細かな動きはあるということです。ここがポイント。)

3.は「ある本」をみて・・・・。
「あ、やっと書いてくれたか~!!」と
偉そうに思わず大きな声をあげたことなのですが・・・。

骨盤のアジャストの時に大きくクラックホーンがすると思っていましたが
実際にPI腸骨のときによく大きな音がします。

でもこれ・・・・、実際には腰仙関節の可能性が高いです。

ある本にもほとんどの場合、仙腸関節ではなくL5と仙骨の間の関節の
刺激になっていることが書いていました。

私もこれには同感です。

なぜならば本当の仙腸関節のクラックホーンの音はもっと鈍く
手のコンタクトポイントに「ガッチリ」刺激が伝わってくるのです。
(でもこれほど伝わって動くと言うことは・・・ハイパーの可能性)

往々にして、動きの大きい腰仙関節は音がでかいですね。

(でも・・・・腰仙関節が動いても骨盤がそろうんだよな~、
 おそらく仙腸関節の固有受容器も正常な情報を受けたんでしょうね)



今日はここまで。

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■仙腸関節はハイパーモービリティーが多い┃
┃     
┃ 
┃■大きな音は仙腸関節の音と思いきや実は腰仙関節┃ 
┃ 
┃            
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


──────────────────────────────────── ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!←怪しい名前だ(笑)。

■GWの時に部屋ごもり中、3冊読みましたが私的に不発・・・・。
 おすすめできない本ですので、今回はお休み・・・・。
 最近読書ペースが落ちてるな~。


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●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
 新たに会員申し込みしてくれた方、ありがとうございます!!

 会員規約と第1号のカイロベーシックレターは随時発送しています。

 もしわからないことがあればご連絡を・・・。
 honto@chirobasic.com

●第2号カイロベーシックレターは来週中に発送予定です。
 今回はベーシックコースにでれない遠方の方用にレター版の
 ベーシックセミナーを連載しはじめています。

 それから6月に臨床セミナーをしたいと思っております。
 参加希望の方はレターの最終ページ読んでね~。
 
●千葉の○崎さん。
  いつも癒しメールありがとうございます←勝手に思っています。
  あなたの質問にはいつも興味津々です。
  なんか教えたくなっちゃうんです。その秘密を教えて~。
  
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●編集後記

最後まで読んでいただきありがとうございます。

前号で宣言したGW部屋ごもりを敢行しました。
妻の実家の一部屋をかりきって。

PCからHDD、ビデオカメラ2台、DVDドライブ、もろもろの資料。

セッティングした瞬間・・・・

おいおい誰かが誘拐されたのかよ・・・・

まるで、「捜査本部だよこりゃ・・・・間違いだらけの捜査本部」笑。

でもやっていることは孤独で、ひたすらビデオカメラ→PC→HDDの経由。

疲れた~。

編集完成にはまだほど遠いセミナーDVDは7~8月の発売になりそうです。

今年の9月のベーシックコースに参加できない方は
このDVDを買ってくださいまし。(できてないのに売り込んでいます・・笑)

お楽しみに!!

ではまた次号でお会いしましょう!!
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