カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2004/12/23 -022号-

【腰椎のアジャスト時のことで】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。 ────────────────────────────────────
●はじめに

どうもで~す。
アジャストコーディネーターのフルヤです。

とうとう明日はクリスマスイブ。
なんかすごい早い気がします。

今年のメルマガは今号でおしまいにします。
(12月30日はお休みします)

予定では自分のセンター(治療院)の大掃除。

掃除はブログでも書きましたが重要ですね~。
きっちりやりたいと思います。


では今回もいってみましょう。

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今日は私(フルヤ)のセミナーの受講生の方からの
質問をのせたいと思います。

もちろんこれには私なりにメールで直接答えさせていただきました。

皆さんも同じ疑問があると思うので参考になると思いますよ~。

■腰椎のアジャスト時のことで■

アジャストの時、まだ力が入ってしまい、なかなか抜けないです。
力を抜いてするとコンタクトやロックがすごく不安定になります。
うまく力を抜く方法はないでしょうか?


★フルヤの答えた内容。
↓↓↓
これはめちゃくちゃ僕もありました。

一番の悩みはこれだったと思います。

今から思えばアジャストの時に何故力が入ってしまうかというと・・・・
 
要は・・・・・。
↓↓ 

 「コンタクトまでの手順がしっかりできていなくて不安定である。」

この一言につきます。

コンタクトハンドにたよってるんです。
(もう少し詳しく言うとそもそもコンタクトハンドでロッキングは行いません)
  
コンタクトハンドで何かしようと~とか

コンタクトハンドで患者さんと自分のバランスをどうにかしようって思ってるんです
(思っていなくてもそうなってしまうのもわかりますが・・・・)
 
実は・・・
↓↓ 
「コンタクトするときにはアジャストは実は完成しています。」
(関節は正常になっています。)
 
あとは少し押してあげたらいいだけ。(刺激だけ)

↑↑↑
ここまで答えた内容。

で、そのまま続けますが、セットアップはセミナーですでにこの方に
みっちり教えています。

ということは上記の私の答えでは答えになっていないのですね。
(人から言われる前に自分でいってます・・・笑)

でもまだセットアップで何か間違っているところがあるんです。

この現象は「頭だけで理解している。」ということです。

私はこの現象を師匠から教えてもらっているときに幾度となく
ありました。

人に教えれるぐらいまで頭では理解していたんです。

でも・・・・・・・。当時はできなかった。

「体では覚えてなかったです。」

アジャストの時に微妙な患者さんとの体と体のコミュニケーションが
あります。それができていないのです。

患者さんから情報をうまく読みとることができて
それをまた施術家がフィードバックして初めて患者さんが安心・安定できる。
↓↓
アジャストの体制ができあがるはずです。

で、ここでアジャストムービー第1弾を見直してください。
とりあえず見るポイントはコンタクトハンドでコンタクトする前に
安定しているところです。
↓↓
www.chirobasic.com/adjustsetumei.htm

ね、コンタクトハンドはロックの一部でなかったでしょ。
ただ、そこを軽く押しているだけです。
軽く押しただけでも動く、ぎりぎりのところがセットアップの妙味です。


今日はここまで。


 
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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■アジャストはセットアップが一番のキモ!!┃

┃■コンタクトハンドは患者さんの体の安定には使わない!!┃
┃            
┃                             
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


──────────────────────────────────── ●「カイロプラクティック的!!独断偏見!!良書案内!!」

来年からこのコーナーはフルヤのおすすめ書籍に変更しま~す。
ジャンルは多種多様に紹介していきます。

本音ベースで書くとカイロの本、とくにアジャストについては皆さんに
紹介できればいいな~という本がたくさんありません。(笑)

で、最後に紹介させて頂く本は・・・・
↓↓
■岡井D.Cのテクニック・ブック 日本医科学出版株式会社 4305円

この本は非常にフルヤとしてかゆいところに手が届く~という本でした。
アジャストの感覚(ニュアンス)が本の中にちりばめられております。
岡井先生のご苦労が随所に見えますよ。
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●編集後記

いや~今日はセミナー生からの質問を公表しました。

実はセミナー生さんとはかなりメールでやりとりしながら

セミナーのフォローをしています。

来年はセミナーもそうですがメールによるフォローなども
システム化してもいいかな~と思っています。

ご意見などありましたらまたよろしく御願いします。

今年はありがとうございました。

来年もあなたにとって良い年でありますよ~に。


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