カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2004/10/14 -017号-

【バランスを考える】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。
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●はじめに

こんちわ!!!!
どうも~。アジャストコーディネーターのフルヤです。
涼しく過ごしやすくなってきましたね~。(朝は寒いですが)

10月はセミナーにいったり、やったりでした。
11月も同じくそうなりそう・・・。

少し疲れが溜まってきているような感じです。
12月は少し休みを増やし旅行に行ってきます。(あと1ヶ月は燃焼します)

来年の計画もまだなかば作成中なので急がないと・・・。

来年の計画はまだ発表できませんが今までにありそうで
なかったことを計画中です。
(メルマガで必ず発表します)


では今日も頑張ってまいりましょう!!

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~本編~

弟「さて、先生今日のテーマはなんですか?」

師「前回まで治療の流れということでやってきたけど
  よくよく考えると検査と違い治療自体は人それぞれ違うし
  人によっても変わるし一概には教えることはできなあ~」

弟「え~そんなこといわずに・・・頼みます。
  だって一例がないと全然わかりません。」

師「いやいやだからインターンという制度があるんだよ。
  実際の現場で学んでいけばいいよ」

弟「そうですか・・・・」

師「と・・・・・、いじわるをいったけど・・・・」

弟「え!!!御願いします~(笑)」

師「わかったよ~。別にもったいつけているものでも
  ないしごく基本的なことだよ。」

弟「はい!」

師「まずはやっぱりバランスを考えることが大事だよね。
  見た目を直していくというのは

弟「はいっ。」

師「その前に・・・・・。」

弟「でた!!またその前にだ・・・・。」

師「え!よくいってるかな・・・・。まあいいや・・・・、
  ベット寝るにも寝方がたくさんあるよね。どんなのがある?」

弟「え~と、うつ伏せ・仰向け・横向けですね。」

師「そうだね~じゃあうつ伏せからってなんできまってんの?」

弟「う~ん、そうですね・・・・。何故でしょう?」

師「いやいや、そんなに難しく考えることはないのさ。
  骨盤・脊柱などの問題が判断されやすくそのままで治療が
  しやすいからね~。当たり前だけど。」

弟「そうですね、難しく考えてました。」

師「立位から座ってもらってこの時点ですでに立位・座位の問題点が
  わかったけど次はうつ伏せに寝てもらい脊柱・骨盤をチェックするのさ。

  そうすると今まであった骨盤のズレや脊柱のズレが消えてたりするんだ。
  もちろん逆もあるよ。」

弟「最初にそれを知る!!ということですか?」

師「そうだよ。患者さんの変化をくみ取るのが治療家の仕事のひとつ
  だよね。

  だからまずはうつ伏せで変化をつかみ取ることが重要だね。」

弟「そうか・・・治療がしやすいだけでなくそういった変化も大切なんですね。」

師「だから変化なし(ずれたまんま)の脊柱・骨盤があればその部分が
  変わりにくい場所だから先生が変えないといけない(治療)
  かもしれないなどがわかってくるよね。」

弟「お、おいしいですね・・・・それ。メモメモ。」

師「ちなみにハイローベットって知ってる?」

弟「先生~、ばかにしてるでしょ!!僕のこと・・・・
  知ってますよ!!・・それぐらい。」
 
  患者さんが立ったままで寝れてしまうカイロの専用ベットでしょ。」
  
師「じゃ~なんであのベットが立ち上がるか、知ってる?」
  
弟「患者さんが楽だからでしょ。」

師「それもあるけど・・・・治療家のメリットもあるんだ・・・。
  さっきの変化をみる話とは矛盾するけど立ったままでベットが
  そのまま倒れるから立った姿勢のズレをみれちゃうんだよ。

  まあ正確にはもっと複雑だけどテクニックによってはハイローベットの
  ほうが便利なテクニックがあるんだよ。」

弟「え!!そうだったんですか。楽だけじゃないんですね。
  で、そのテクニックって?」

師「それは卒後だね・・・」

弟「なんじゃそら!!。」




今日はここまで。


 

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■うつ伏せで最初に寝てもらうのはカイロの基本である
┃ 脊柱・骨盤を真っ先にみて変化をすぐに読みとるため!! ┃

┃■寝る順番の基本は座位→うつ伏せ→場合により横向け→仰向け→座位 ┃
┃ 
┃■ハイローベットは逆に立位のままで変化を最小限に抑え
┃   患者さんを寝かせることができる。                ┃
┃  

┃                          
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


──────────────────────────────────── ●「カイロプラクティック的!!独断偏見!!良書案内!!」

「図解 姿勢検査法」 医道の日本社  新関 真人D.C著 4300円

姿勢検査の本って以外と少ないですよね・・・・。
整形外科学検査法などは多少ありますが。

この本は写真や絵も豊富で視覚的にも参考になるので
イメージしやすいですね。

まだ全部読んでいませんが・・・参考になる点は多いですね。


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●編集後記

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私の治療院のホームページがやっと手元に今日きます。

編集作業を終えて今週中にはアップします。

楽しみで~す。

それから今年中(予定)に「カイロのホントのところ」ホームページが
生まれ変わります。

それと同時に私のプロジェクトが動き始めます。

皆さんには特別号で先にお知らせいたしますのでそのときは

よろしく御願いします。

ではまた次号会いましょう~。



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