カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
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※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
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●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
おもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
(そんなんわかると思いますが念のため)
弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
思ったら一直線の性格。情に弱い。
師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
マシンガントークが学生を困らす。
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●はじめに
元気ですかっ~~~!!。(猪木風)
フルヤでございます。
最近気づいたのですが・・・・・・
最初このメルマガの趣旨が「アジャスト」なのに
なんか治療術もかけ離れ検査なども書いているではありませんか!!
(自分が書いているくせに・・・・・)
成り行きですのでご容赦ください。
趣旨に向かうように努力いたしますです。
では今日も頑張ってまいりましょう~。
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前回は神経学検査の中枢神経系のポイントを勉強しました。
今日は小脳にいきます。
●本編
師「小脳はね・・・・・。
なんだっけ?」
弟「なんだっけって、小脳は筋や関節からの感覚、内耳からの平衡感覚、バランス
などを調節するところじゃないですか」
師「そうだったね。めんご、めんご」
弟「古っ!!さぶい親父ギャグはいいですから検査はどんなことをするんですか?」
師「実はね・・・・小脳の検査も問診していればわかるんだよ・・だいたい。
小脳は大脳とも連絡しており筋肉からの情報を逐一やりとりしているんだ。
小脳が異常をきたすとバランス異常がおこるので歩くのによろめいたり
押されると倒れやすくなったりするね。
あきらかに正常でないことがわかるけどやはり小脳の検査もあるので
少し教えとくね。
★指-鼻テスト
目を閉じてもらいながら両手の人差し指で交互に鼻に触れてもらう。
これをスムーズに行えないといけない。
★ロンベルクテスト
立位で両手を伸ばしてしっかり立てているか?
前後に揺れ動いたり倒れる場合は小脳障害のおそれ。
※一部割愛しております。
師「上記のテストがあるけどこんなのしなくても来院したときにわかるよね。
このテストはほんと確認用という感じだよ。
弟「確認用ですか」
師「そう。だから私はこのテストは検査という名目よりも患者さんからの信頼を
増すためのものと思ってるよ。」
弟「え、どういうことですか?」
師「例えば患者さんがなにかのテレビ・本などで小脳のことを知って自分も
小脳が異常じゃないだろうかという不安を持つとするよね。
そのときに話だけ聞いてそれは問題ないよ、と普通にいうだけより
上記の小脳の検査をしてあげて体で実感してもらった方が説得力が
あるよね。
患者さんからいわせればこの先生は小脳の検査もしてくれんだと
非常に信頼感を持ってくれるよ。
ここで重要なのはしっかり小脳の検査をしてますよ!!ということを
伝えておくことだね。
もちろん僕たちは脳の専門医ではないから細部まではわからないだろうけど
ここでいうのは命に別状はないかというのが判断基準だからとにかく
患者さんに信頼感を持ってもらうことを一番にすればいいよ」
弟「そうかあ~。検査は検査だけでなく患者さんに信頼感を持ってもらうひとつ
ツールなんですね。よくわかりました。」
今日はここまで。
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┃【今日のホントのところ 】
┃
┃ ■小脳異常は来院の時にだいたいわかる ┃
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┃ ■検査は検査だけではない信頼感をもたすためのツールである ┃
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
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●「カイロプラクティック的!!独断偏見!!良書案内!!」
★ピルブック★ ソシム 2520円
著者:橘 敏也
薬は徒手療法とはある意味対極をなすものですがお医者さんが
どのように診断しているかが患者さんのもらってきている薬で
わかります。
案外、患者さんは自分のもらっている薬を詳しくは知りません。
無理に教えることはありませんがもし薬などの知識もあれば
今回のメルマガのテーマである患者さんの信頼感を得るという点では
なかなかこのような本も威力を発揮すると思いますよ。
ちなみにフルヤは1998年度版を持ってます。(古っ!!)
また買わないと・・・・・・。
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●編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
すでに来年のセミナー計画の立案もしております。
またメルマガでも告知しますのでよろしく御願いします。
ではまた次号で。
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