カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2004/06/10 -008号-

【問診とは?】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。
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●はじめに
 
どうも~フルヤです。

蒸し暑くなってきましたね~。まだ真夏までに梅雨が入りますが

この蒸し暑さのせいで!?頭がいかれてしまったのか

わたしくしフルヤ。

変なものをつくってしまいました・・・・・

その名も・・・・・



「アジャストムービー」・・・・・・・(なんじゃそら・・笑)



ホームページで口ばかりだったので・・・・・・・

今度は体を動かします。

別にホームページに文句があったわけでもなく

「あなた口だけでしょっ」っていわれたわけでもないんですが

腰椎4番目のアジャストをしております。

お暇ならちょっとよってて下さい。
↓↓↓↓
http://www.chirobasic.com/adjustsetumei.htm


いやいやこのムービーはもちろんお遊びではなく本気ですよ!!

アジャストは冗談でやるものではありませんから・・・。

このムービーの前にしっかり触診をしてアジャストしております。

感想などいただければうれしいです!!
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●ディバーシファイド初級セミナー受講の方へ

第2回目は予定通り6月13日(日)13時から
前回の針中野の福島整骨院で開催いたします。

今回も爆裂トークときっちり実技でセミナーやってまいりますよ~。
がっちり知識と技術のおみやげ持って帰ってください。

当日はおきをつけておこしくださいね。
では待ってま~す。


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前回は施術の流れの初めの部分を師匠から教わりました。
さて今日は問診からです。


●本編

弟「問診は学校で少し習いましたよ。」

師「うん。では重要なことは何かな?」

弟「はい。まずは患者さんに痛みなどがいつから、どこが、どのように
  どんなときになどを聞いていきます。」

師「そうだね。それが大事だよね。聞くことはそれでいいかもしれないけど
  そのときに君はどこをみているかな」

弟「え、どこを見てるかって?
  相手の目をじっとみてます。」

師「うん、まあそれでもいいいんだけど
  それもケースバイケースなんだ。」

弟「え、どういうことですか?」

師「うん。じっと見つめられるとね、相手ってすごい緊張するんだよ。」

弟「そういえばそうですね。」

師「だから、たまには視線をかわしたり、患者さんが痛そうなところをみたり
  するのがいいね。

  もちろんじっとみていることも誠実さをだすからいいんだけどね」

弟「そうか~人によって変えるんですね。」

師「うん。これは経験も関係するから最初からはうまくはいかないけど
  なれてくればうまくなってくるよ。

  あとね、しゃべり方も重要なんだ。」

弟「しゃべり方もあるんですか!!」

師「うん。私は年上の男性以外はほとんどため口だよ。」

弟「ため口?何か汚い言葉のイメージがありますね。」

師「うん、これもバランスなんだけど友達に話すようなため口と
  患者さんに話すため口は実際は違うよ。

  私がいいたいのはガチガチの敬語を使わなくてもいいということだよ。
  
  ガチガチの敬語だとどうしても患者さんとの距離が遠くなりがちになって
  患者さんが気楽に先生に質問などがしにくくなったりするからね」

  あ、でもなれなれしくなってはだめだよ。そこも難しいところなんだけどね。

弟「しゃべり方ひとつでも難しいですね~。」

師「まだポイントはあるよ。
  さきほどのため口っぽいしゃべり方で先生と患者さんの距離が縮まるけど
  決して縮まりすぎてもいけないんだ。

  圧倒的に先生と患者さんの差もみせつけないといけないんだよ。
  例えば話を簡単に話すことも重要だけどそこに一つ二つ専門用語を入れて
  専門家であることも強調しておくことが重要だね。

  患者さんは優秀な先生にみてもらっていることを嬉しく思うようになるよ。

  まとめてみると口調は友達みたいだけどすごい専門的なことを
  知っている先生がいいかな。このギャップが魅力なんだよ」

弟「そうか~。わかりました。いろいろ自分なりに試してみます。」

師「うん、自分のやり方ができればそれが一番なんだ。正解ってないからね」

弟「で、問診なんですけど・・・・」

師「そうだったね。
  あと重要なのは患者さんにしゃっべってもらうということだよ。

  しいてあげれば先生はこの時にレポーターになればいいんだよ。」

弟「レポーター?」

師「そう、レポーター。
  レポーターは相手側にどれだけ話をさせて引き出せるかが
  ポイントになってくるけど先生も問診の時はいっしょだよ」

  患者さんは初回の時は先生に自分の状態をまず知ってもらいたいって
  思うからどんどん話されると思うよ。

弟「そうか~まずは聞くことですね。」

師「そう。そこでのポイントもまたあるんだ。
  聞くだけじゃだめなんだよ。

弟「え、!?」

師「患者さんの目をじっと見てそれを聞いているだけかい?」

弟「あ、そうか!!書くことですね。」

師「うん。そうだね。問診票に書くことは普通なんだけど・・・・。
  書き方にポイントがあるんだよ。

  2つ例にだすよ。
  1.問診票に先生が患者さんの言葉を一言一句書き漏らさないように
    必死に書いている先生
  
  2.ちょっとしか問診票に書いていかなくて聞いているだけのような先生

  さてどっちにみてもらいたい。

弟「そうですね~1ですかね。」

師「そうだろう。
  必死に書いている先生の姿を見ると
  患者さんは
  「あ、私のことを真剣に見ていてくれている」って絶対に思ってくるよ。
  だって聞いてくれてその上にしっかりメモまで書いて残してくれるんだから・・・

  決して聞いているだけのようなことはしてはいけないよ。
  患者さんに聞いてくれるけど右から左のような感じにとられたら
  そこで信頼感が失われるからね。

  気をつけてね。」

弟「はい、わかりました。」



 

今日はここまで。

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃ ■問診の時に患者さんをじっとみすぎないこと。
┃   ときには少し目線をそらすことにより患者さんに余裕を与える。┃
┃ 
┃ ■問診の口調はなれなれしくてもいけないがガチガチの敬語も
┃   患者さんを遠ざける。      ┃
┃ 
┃ ■先生は問診の時はレポーターのごとくしっかり聞き出し
┃   しっかり書く。┃
┃                                       
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


──────────────────────────────────── ●「カイロプラクティック的!!独断偏見!!良書案内!!」

★頭痛・めまい・しびれの臨床★医学書院 3200円 植村 研一
~病態生理学的アプローチ~

今日は少し臨床ちっくな良書案内です。
この本って、ちまたのお医者さんをぶった切ってます。(笑)

いかにお医者さんが頭痛・めまいなどの誤診を多くしているのか
よくわかります。

徒手療法家にもわかりやすく、非常に臨床にも使いやすくて
頭痛・めまいの方の来院の時はいつも手元に置いておきたい本ですね。
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●編集後記

前回の編集後記でおもしろいものをアップしますって宣言したものが
上記に書いた「アジャストムービー」です。

いや~感想が待ち遠しいですな~。
たぶんほとんどこないと思いますが・・・・・・・(爆)

アジャストムービー
↓↓↓
http://www.chirobasic.com/adjustsetumei.htm

ではまたね~。
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