カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2004/05/27 -007号-

【施術の流れ】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。
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●はじめに
 
 こんにちわ!!フルヤです。

 ホームページのほうで「アジャストストーリー」なるものをアップしました。
 お暇ならどうぞ!!
  ↓↓↓↓
http://www.chirobasic.com

書いていることは私が率直に今まで思ったことです。

勉強していてどうにも、

「ここがわからんかった・・・」

というところも書いておりますのでどうぞ!!

では今日もはりきっていきましょう~。
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前回はアジャストのことで弟子が自分でまとめました。
さて今日は・・・・・。
また学校でのお話・・・・。

●本編

弟「先生!!
  また質問いいですか~。」

師「いいよ~どこからでもかかってらっしゃい!!」

弟「おっ、今日は先生気合い入ってますね~」
  何かあったんですか?」

師「いやいや別に何にもないよ~。
  最近、君の質問が非常に楽しみになってきたからね。
  私も頑張ろうと思ってね・・

  みんながこれ聞いたら恥ずかしいよな~っていう質問してくるから
  おもしろいし・・・・・。」

弟「そ、それどういう意味ですか!!(少し怒りぎみ)」

師「いやいや、悪い意味ではないんだよ。
  恥ずかしい質問って良い質問なんだよ。」

弟「えっ・・!?」

師「みんなが聞きたいことって結構質問されないんだよね。
  恥ずかしいからとか、自分のレベルがわかっちゃうのが
  嫌なんだろうね。

  でもそういう質問は意外と教えている人が
  その質問待ってました~
  ってのが多いんだ。

  最近君はそれが多いからすごいこっちも燃えるんだよ。」

弟「そうでしたか・・・・・。
  僕はただすごい疑問だらけなんで聞いているだけで・・・」

師「それがいいんだよ。でも最低自分がするべきことはしないと
  いけない。

  それは何かというとできるだけ自分で考えること!!
  それでもわからないときは聞いたらいいよ。

弟「わかりました。」

師「で、質問って?」

弟「あ、そうでした。
  今、いろいろ先生から教えてもらっていますが・・・
  実際の施術の流れってわからないんです。」

師「施術の流れ・・・?」

弟「はい。つながらないんです。ひとつひとつが・・・・」

師「うん、これは実際に臨床に入らないとわからないね。
  最終的には体でわからないといけないと思うよ。

  では今日は頭で理解してもらおうかな。」
  頭でイメージしてよ。」

  まずは患者さんが自分の治療院に入ってくるよね。
  さてどうする?」

弟「はい、まず挨拶します。」

師「うん、それで」

弟「はい、問診表を書いてもらいます。」

師「うん。確かにやることはそれであっているんだが・・・
  すでにこの時にはいっぱい患者さんはヒントをくれてるよ。」

弟「歩き方!!ですか?」

師「そうだね~。
  四つんばいでくる方もそりゃ~いるかもしれんが
  ほとんど立ってくるから歩き方がわかるよね。

  それと表情・雰囲気・ちょっとした挨拶などいろいろみれるしね」

師「実はね、はなから疑うことはいけないけど患者さんは問診、
  そして問診票に書くことは結構あいまいなんだよ。

  だから問診票書く前などの観察もすごい重要になってくる。
  気をつけてね。」

弟「はい。」

師「では次は・・・・」

弟「はい。施術者の問診に入ります。」

師「ちょっと待ってね。まあ全体的流れだからここまで
  いうのもなんだんだけど問診表書いているときに

  患者さんの格好とか気にならない?
  私はじろじろはみないけどさりげなく見てるような、見てないような
  ことをするね。

  だって自分の施術院にきて初めて座るんだよ~。
  座った姿勢が見れることも施術の助けになるよ。」

弟「あ、そうか~。
  でもどういう風にそれはみたらいいですか?」

師「うん。人間は無意識に痛いところ違和感のあるところを伸ばそうと
  するんだ。
  だから座っているときはどんな格好を多くとっているかを見るね。
  
  例えば足を組んでいる場合はどうだろう。
  足を組んでいる方はほとんどの場合上になっている側のおしりの筋が
  疲労もしくは緊張を起こしている可能性があるね。

  だからこの問診表を書いているときが重要なんだよ。
  これ知っておくだけでおおよその見当がつくよ。」

弟「そうですね~全く考えていませんでした。」

師「もちろんあてはまらないこともあるが目安をつけることができるよね。
  他にも待合室の姿勢についてはいっぱいあるからまたこれは別の機会にね」

弟「はい。ではつぎに問診にいきますね。」


今日はここまで。

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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃ ■良い質問とは素朴な皆が恥ずかしがる質問である。 ┃
┃ 
┃ ■問診表を書いてもらう前に患者さんの歩き方・座る姿勢が
┃   ポイントになりうる      ┃
┃ 
┃ ■座っている姿勢ではとくにリラックスしたいために違和感や痛みの 
┃   あるところを伸ばす傾向にある。   ┃                     ┃            
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


──────────────────────────────────── ●「カイロプラクティック的!!独断偏見!!良書案内!!」

★カイロプラクティックノート★科学新聞社 7600円 中川 貴雄D・C

全てのカイロプラクティックを勉強している方に読んでもらいたいです。
この本はテクニックというものを今までと違った視点でとらえている本
ですね。

簡単に書いているように見えますが奥が深く
中川先生の並々ならぬ情熱が注がれた本だと断言できます。

続編を期待しています。
(先生~メルマガ見てたら頼みますよ~ってみてるわけないか・・・・笑。)

●編集後記

近々、ホームページでおもしろいものをアップしようかなって思ってます。
まだいえませんが・・・・。こうご期待!!

ではまた次回に・・・・。
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