カイロのホントのところ メールマガジン最新号 |
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
※当メルマガはこんな方におすすめです。
1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方
2)アジャストがうまくなりたい方
3)完全に納得したアジャストをしたい方
4)理論家でありながら技術を身につけたい方
5)アジャストを教えることができるようになりたい方
6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方
────────────────────────────────────
●はじめに
こんにちわ!!
5月9日の初級セミナーが残席4名です。
すでに問い合わせも多数いただいているのでお申し込みはお早めに・・・。
http://www.h7.dion.ne.jp/~chiro13/semninasyokyu.htm
ホームページも多少改装いたしました。
今までのメルマガで書いたものを一気に読めるようにしてあります。
たとえていうならこのメルマガが週間で発行される「少年ジャンプ」
でホームページに書いてあるのは単行本のコミックみたいな感じです。
(たとえが悪すぎ・・・・・苦笑)
話が変わりますが師匠に久々に連絡しました。
いつもながら良い言葉を私にかけてくれます。
ありがとうございます。
どんな業種もまずは師匠に恵まれることが大事ですね。
いつも痛感いたします。
私はこのメルマガをとうしてあなたの師匠になろうとはしていませんが
師匠がいつもしてくれている「考えるヒント」を提供できればと思っています。
カイロの定義はいろんな取り方がありますが私はカイロは考える徒手療法と
思っております。あなたはどのように考えますか?
──────────────────────────────────
●このメルマガの読み方。
1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
おもしろいと思います。
2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
皆様もご自分でお調べ下さい。
────────────────────────────────────
●登場人物
このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
(そんなんわかると思いますが念のため)
弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
思ったら一直線の性格。情に弱い。
師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
マシンガントークが学生を困らす。
────────────────────────────────────
前回は触診のことについてお話いたしました。今回は弟子が一人で
勉強中のお話です。が・・・また途中から!!!
●本編
弟子:「さあ~実技するぞ~。うん?・・・・・勉強ってひとりで何しよか~」
実技の練習は当たり前だが一人でできない。
やる気があってもどうしもないのである。
弟子:「そうだ!!先生がいってたな。脊柱模型に毛布をがぶせて触診すると
多少、雰囲気がでて触診の練習ができるって。」
弟子は思ったら一直線。やってみることにした。
最近、大金はたいて買った脊柱模型(でも安物の19800円)
持ってきて自分がくるまっている毛布を巻いてみた。
弟子:「お、完成したぞ。やってみよう~。さーーーーーー(脊柱なぞっている音)
う~ん結構リアルに感じるな~脊柱が・・・・」
当たり前である。なんたって毛布が2重になっているだけで本当の体は
筋肉(軟部組織)にくるまれていてもっと分厚い。
弟子:「リアルに感じすぎているということはもっと力を抜いてみよか。
よし。やってみよ。さ~(脊柱をなぞっている音)」
弟子:「お!!カーブがよくわかる!?細かな部分はわからないが
全体的カーブはつかめるよ。このあたりから右側湾でここから
左側湾に変わるのがよくわかる。」
弟子:「これか~先生がいっていたのは・・・・・・力を抜くことにより逆に
脊柱のカーブがわかるというのは!!!」
弟子は次の日に先生にすぐに昨日のことを話しました。
弟子:「先生!!!!!!わかりましたよ~~~。」
師匠:「なんだよ~いきなり・・・・何がわかったの?」
弟子:「いや~毛布の触診をやったんですよ~そしたら何か力の抜けた
触診ができて・・・・」
師匠の心の声:「こいつ!!ほんとにしたのかよ・・・半分冗談でいった
のに・・・・」
弟子:「師匠何かおかしいですか?」
師匠:「いやいや何でもないよ。それでカーブはわかった?」
弟子:「はいわかりました。側湾。右に左に側湾がありました。」
師匠:「結構なれたら簡単でしょ。」
「でわ質問します。側湾って曲がっているけど
これ矯正するの?カイロプラクティックはまっすぐするんでしょ?
すぐにアジャストするの?」
弟子:「師匠~それぐらいわかりますよ・・・・。
矯正はすぐにしません。まずは筋肉でしょ。
前に勉強したじゃないですか~」
師匠:「そうだね~。でも筋肉を先にほぐさなくてもだいたいわかるよ。
矯正しないといけないところ。」
弟子:「えっ!!そうなんですか?」
師匠:「さっき側湾っていってたよね。側湾ってなんで始まるの?」
弟子:「それは・・・・・骨盤からです。」
師匠:「うん、またいずれ骨盤のことはしないといけないけど今日は脊柱に
限って答えてね。」
弟子:「わかりません。」
師匠:「あきらめが早いなあ~さっきから答えを言っている感じだけど脊柱に
側湾が曲がり始めるときはもちろん骨盤は非常に最初に関与する
のだろうけどその側湾がきっかけになった関節が絶対存在するよ。」
「簡単にいうとある関節がその側湾を作り始めるきっかけになっている
ところが矯正のポイントになるわけ。」
弟子:「う~ん。というと右側湾から左側湾に変化するところとかですか?」
師匠:「そうだね。矯正ポイントになる可能性はあるね。
ひとついいことを教えてあげるよ。
今、うつぶせで触診をしていると仮定しているけど、これを立位・座位で
もう一度みてごらん。きっと変化するところがあるよ。
そして、立って・座って・うつぶせで曲がり始めのところが全く変わらず
変化なしならそこが間違いなく矯正ポイントだよ。
弟子:「そうなんですかーーー!!知らなかった・・・・」
師匠:「そしてね、実は結構、矯正ポイントになる関節って決まってくるんだ。」
弟子:「え、どこですか!!!教えてください!!!!」
今日はここまで
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃【今日のホントのところ 】
┃
┃ 触診の練習は毛布で脊柱をくるむ!?(やれるかは自己責任で) ┃
┃
┃ 側湾の曲がり始めは矯正ポイントの可能性 ┃
┃
┃ 立って・座って・寝て、で変化なしのところが矯正ポイント ┃
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
※題名を変更しました。「今日のホントのところ」です。
────────────────────────────────────
●「カイロプラクティック的!!独断偏見!!良書案内!!」
★四肢と脊柱の診かた★ 医歯薬出版 5100円
この本ってほかの本にはない魅力があります。
まずは目をひくのが絵がリアルで結構細かく書かれています。
(触り方の本って少ないんですよね。)
模式図ではないので実際のところがよ~くわかります。
あとまとめ方が好きなんですよね。頸椎・腰椎の一部では
ご丁寧に反射・皮膚知覚・筋力テストがまとめて書いています。
基本のお勉強にはいいのではないでしょうか。
●編集後記
読者がじわ~り増加しています。
バックナンバーは続きでみれるようにしてありますので下記からどうぞ!!
http://www.h7.dion.ne.jp/~chiro13/merumagahennsyu.htm
今回も楽しくメルマガを書けました。皆様のおかげで書けていけます。
ご意見などがありましたらどしどしメールください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。