カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2007/09/13 -092号-

【体を大胆に観る、そして細やかに分析する】

     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□          ※当メルマガはこんな方におすすめです。

       1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

       2)アジャストがうまくなりたい方

       3)完全に納得したアジャストをしたい方

       4)理論家でありながら技術を身につけたい方

       5)アジャストを教えることができるようになりたい方

       6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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    ●このメルマガの読み方。

       1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを
      知っているという方が読むとおもしろいと思います。

       2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが
      調べれる範囲で皆様もご自分でお調べ下さい。
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  ●はじめに

      こんにちわ。古谷です。
 
    なんか気づいたら92号です。とうとうカウントダウンに入ってきました。

    100号は夢でしたがとうとう現実化します。猛烈スパートで頑張ります!!


   
     
   ●セミナー情報
   
    次回の第3回アジャストセミナーは12月1日・2日に開催予定です。

    10月22日から一般募集の開始です。

    9月27日のメルマガ93号で告知ページのお知らせをいたします。
    (募集開始ではないです。告知ページのお知らせです。)
     
 
        

   ●DVD情報

    臨床四肢セミナーDVD<下肢編>が9月1日に発売開始しております。

    すでに観て頂いた方からもご感想を頂きました!!感謝!!
         ↓↓↓ 
    http://www.chirobasic.com/sisiseminadvd.html 
      



   ●紹介コーナー(そんなんあったっけ?笑)

    あのダントツ治療院を育成する会の車谷先生が新しい視点のマニュアルを
 
    発表されました。
    ↓↓↓
     http://jpan.jp/?dantotu
  


                       それでは本日もいってみましょう!!
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             【体を大胆に観る、そして細やかに分析する】

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 今日のテーマは「体を大胆に観る、そして細やかに分析する」です。

 私たち施術家は、毎日クライアントさんの体を観ているわけですが

 今日はこのことについて感じていることをお話ししていこうと思います。



 最近、クライアントさんの体を観ていて思うことがあります。

 悪いところや問題のところが何故かよくわかったりするんです。
 (オカルトチックですが、笑)

 おもむろにそこに手がいくという感じなのですが、何か変な感じです。



 しかしながら、ひとつだけわかったことがあります。それはクライアント

 さんを観ている時に、昔は「どこに問題があるかなあ~」という具合に

 「悪い部分」を探していたような感じがするのですが、最近は遠いもの

 を観るような感覚で全体的にみているような感覚があります。



 そんなことを考えていると、そういえば昔に師匠が言っていたことを

 思い出したんです。

 「体は大きく、大きく、みていくんだよ・・・・」

 その時は全く意味すらわからないまま質問すらできない状態でした。

 けど、よくよく考えてみると、結局このことをお話しされていたように思う

 んです。



 つまり例えていうと、近くでみたら灰色のぶつぶつの壁が実は離れて

 みてみると巨大なゾウで、みていた部分はゾウの足の一部分であった

 という具合です。



 ゾウがどんなポーズをとろうが近くでみてみると、ただ灰色の壁が動いて

 いるに過ぎないというわけです。



 これは人間の体でも同じことがいえるのですが、例えば骨盤ばかりに目

 を奪われてばかりいると、骨盤は正常でも体全体の傾きや捻れがあった

 りすることは容易にあることです。



 カイロプラクティックという分野はとくに全体性というキーワードにこだわり

  があると思っていますが、もちろん「みかた」までも全体的にみることが

 大事です。


 
 骨盤には中殿筋という筋肉がありますが、メスで付着部と停止を切って、

 神経と血管も切り離して、体の部分から取り出した状態が解剖学的に

 中殿筋となるわけで、体に存在する時には連続性のある軟部組織ですよね。



 細かくみてしまうということはその連続性に気づかずに、ひとつのものだけを

 観ることで終わってしまい、原因を見落とすというレベルではなく、原因を探す

 気ではないぐらいのレベルということです。



 人間の体は組織の連続からなっているわけですから、頭の中で部分や組織

 にわけない方が問題をみつけれる可能性があるわけです。



 全体を観ることにより、細かなところの問題も浮き彫りにできるということです

 ね。これが「大胆に観る」という意味合いです。



 次に大胆に観た後は、それを細やかに全体を配慮していく分析の能力が必要

 になってきます。この「細やかに」という本当の意味は「全体を考慮して」という

 意味合いです。



 つまりは、「全体的にみるならばこの部分が○○ならば、この部分はこういう

 可能性」という連続性への配慮、そして分析が必要となるわけです。



 ひとつの部分だけでは絶対に決断しない。まずは全体をみて、全体からその

 部分はどうなのか?そして周りには?という細かな配慮は欠かせないです。


 
 「人を観る」というのは非常に奧が深いです。。もちろん私も修行中の身。

 観ることによって施術もできるわけですから今後もやはり進化させていきたい

 ですね。






                            今日はここまで。
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┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■「大胆に観る」ということは全体を観るスキルのこと。大きく観ることにより
┃   真の問題がみえてくる。     ┃

┃    
┃■「細やかに分析」は細かく分析するというわけではなく、体の連続性に
┃   細やかに配慮する意味合い。  ┃   

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」
 

            
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   ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!

   最近、本が読めてません・・・(泣)
 
   そろそろこもってお勉強のお時間がやってきそうです。
   
   妻に2日間おこもり申請をださないと・・・。でも許可がおりないかも(汗)
 
  
     
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  ●カイロベーシッククラブ連絡帳

   8月号のカイロベーシックレターは届きましたでしょうか?

   もし届いていない場合は配送の手違いがあるかもしれませんので
   
   誠にお手数ですが下記のメールでお知らせ頂ければと思います。
 
   
   mail@chirobasic.com

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   ●編集後記

    今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

   実はこのカイロのホントのところが始まって最初のDVDである

   「間違いだらけの腰椎アジャストDVD」の販売が終了します。

   このDVDは最初のDVDでもあるので大変思い入れもあり

   残したいという気持ちがありますが、今回完全にバージョンアップ

   させて生まれ変わることになります。
    ↓↓↓
   http://www.chirobasic.com/machigaiyotui-DVD.htm

                  
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